パーキンソン病における姿勢反射障害の特徴として正しいものはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は3番
解説
パーキンソン病における姿勢反射障害は、身体の傾きやバランスの崩れに対して素早く体勢を立て直す反射が低下・消失するため、バランスの維持が困難となり、転倒しやすくなることが特徴である。
選択肢ごとの解説
- 1. 一側性障害のみは、パーキンソン病の重症度を示すホーン・ヤール分類のステージⅠにおける特徴であり、姿勢反射障害はより進行したステージで顕在化する。
- 2. 起立や歩行に介助が必要となるのは、ホーン・ヤール重症度分類のステージⅣに相当する状態である。
- 3. 正解。パーキンソン病における姿勢反射障害は、身体の傾きやバランスの崩れに対して素早く体勢を立て直す反射が低下・消失するため、バランスの維持が困難となり、転倒しやすくなることが特徴である。
- 4. 車椅子またはベッドで過ごす状態は、ホーン・ヤール重症度分類のステージⅤに見られる最も重度の状態である。
国試ポイント
パーキンソン病の三大症状およびホーン・ヤール重症度分類の各ステージの定義を正確に結びつけられるかが問われる。
覚え方
ステージIIIは「サン(3)かく(姿勢反射障害あり・自立)」
対になる知識
ステージⅠ=一側性障害 / ステージⅡ=両側性障害で姿勢反射障害なし / ステージⅢ=姿勢反射障害あり・自立 / ステージⅣ=起立・歩行介助必要 / ステージⅤ=車椅子・ベッド生活
関連知識
パーキンソン病は中脳黒質のドパミン作動性神経細胞の変性脱落を主病変とする進行性神経変性疾患である。三大症状である振戦、筋固縮、無動(寡動)に加え、疾患の進行とともに姿勢反射障害が出現しバランス維持が困難となる。