緑内障について最も適切なのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
緑内障は視神経が障害され視野が狭くなる疾患で、進行すると不可逆的な視力低下を招き、最終的には失明に至る可能性が非常に高いため、「失明の原因となる」という記述は最も適切です。眼圧上昇が主な原因ですが、正常眼圧緑内障も存在します。
選択肢ごとの解説
- 1. 水晶体が混濁するのは白内障の病態であり、緑内障とは異なります。 正しくは:水晶体が混濁するのは白内障である。
- 2. 緑内障は視神経の障害によるものであり、細菌感染症ではありません。細菌感染症によって眼圧が二次的に上昇し、緑内障を引き起こす可能性はありますが、緑内障そのものが感染症ではありません。 正しくは:緑内障は視神経の障害による非感染性の疾患である。
- 3. 正解。緑内障は進行すると視神経が不可逆的に障害され、視野が狭窄し、最終的には視力を完全に失い失明に至る可能性のある疾患であるため、この選択肢が最も適切です。
- 4. 緑内障による視野障害は、初期には一般的に周辺視野から障害され、中心視野は比較的末期まで保たれることが多いです。中心視野が障害されるのは黄斑変性症など他の疾患でよく見られます。 正しくは:緑内障による視野障害は、初期には一般的に周辺視野から障害される。
国試ポイント
緑内障の定義、主要な原因、症状(特に視野障害の進行パターン)、治療法、および失明リスクについて理解しておくことが重要です。
混同注意
緑内障と白内障は、いずれも視機能障害を引き起こす疾患ですが、原因、病態、症状、治療法が全く異なります。緑内障は視神経障害、白内障は水晶体混濁です。
次に同じ論点が出たら
「緑内障」に関する問題が出題された際は、その病態(視神経障害)、原因(眼圧上昇など)、症状(視野狭窄)、および合併症(失明)がキーワードとなります。特に、白内障との鑑別点や、視野障害の初期パターンに注意して判断します。
覚え方
「緑内障」に関する問題が出題された際は、その病態(視神経障害)、原因(眼圧上昇など)、症状(視野狭窄)、および合併症(失明)がキーワードとなります。特に、白内障との鑑別点や、視野障害の初期パターンに注意して判断します。
対になる知識
緑内障と白内障は、いずれも視機能障害を引き起こす疾患ですが、原因、病態、症状、治療法が全く異なります。緑内障は視神経障害、白内障は水晶体混濁です。
関連知識
緑内障の主な原因は眼圧上昇であり、隅角の閉塞(閉塞隅角緑内障)や房水の排出障害(開放隅角緑内障)によって引き起こされます。また、正常眼圧緑内障も存在し、日本人に多いです。自覚症状がないまま進行することが多く、早期発見・早期治療が重要です。治療は眼圧下降が主体で、点眼薬、レーザー治療、手術などがあります。