狭義の神の働きでないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
狭義の「神(しん)」とは、精神活動、意識、思惟活動などを司る機能と考えられており、生命活動の維持そのものは、五臓全体の協調作用によって行われるものであり、特定の臓器である「神」の狭義の働きとは異なるため、選択肢3が正解となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 狭義の「神」は精神活動、意識、思惟活動を司るため、これは「神」の働きである。
- 2. 狭義の「神」は精神活動、意識、思惟活動を司り、その制御も含まれるため、これは「神」の働きである。
- 3. 正解。生命活動の維持は五臓全体の協調作用によって行われる広義の概念であり、特定の臓器としての「神」の狭義の働きではない。
- 4. 外界刺激に対する情動反応は精神活動の一部であり、狭義の「神」が司る機能に含まれる。
国試ポイント
中医学における「神」の概念、特に「広義の神」と「狭義の神」の区別を理解する。五臓それぞれの主要な働きを正確に覚える。
混同注意
「神」は広義には生命活動全般を指す場合があるため、「生命活動の維持」も「神」の働きだと誤解しやすい。しかし、狭義では精神・意識活動に限定される。
次に同じ論点が出たら
「神」の働きを問われた場合、それが広義(生命活動全般)を指すのか、狭義(精神・意識活動)を指すのかをまず判断し、特に断りがない場合は狭義と捉える。
覚え方
「神」の働きを問われた場合、それが広義(生命活動全般)を指すのか、狭義(精神・意識活動)を指すのかをまず判断し、特に断りがない場合は狭義と捉える。
対になる知識
「神」は広義には生命活動全般を指す場合があるため、「生命活動の維持」も「神」の働きだと誤解しやすい。しかし、狭義では精神・意識活動に限定される。
関連知識
五臓(肝・心・脾・肺・腎)がそれぞれ何を主るか(例:肝は疎泄、心は神明、脾は運化、肺は宣発粛降、腎は蔵精)をセットで覚える。また、五神(肝は魂、心は神、脾は意、肺は魄、腎は志)との関連も重要。