B型肝炎の主要な感染経路として正しいものはどれか。
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正解は3番
解説
B型肝炎ウイルス(HBV)は、血液や体液を介して感染する。分娩時の母子感染(垂直感染)は重要な感染経路の一つであり、キャリア化を防ぐための対策が講じられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 空気感染(飛沫核感染)は、麻疹や水痘、結核などの感染経路である。B型肝炎は空気感染しない。
- 2. 蚊による媒介(ベクター媒介)は、日本脳炎やデング熱などの感染経路である。B型肝炎は昆虫によって媒介されない。
- 3. 正解。B型肝炎ウイルス(HBV)は、血液や体液を介して感染する。分娩時の母子感染(垂直感染)は重要な感染経路の一つであり、キャリア化を防ぐための対策が講じられる。
- 4. 経口感染(糞口感染)は、主にA型肝炎やE型肝炎の感染経路である。B型肝炎では経口感染は主たる経路ではない。
国試ポイント
肝炎ウイルスの種類と感染経路の組み合わせが頻出。A型・E型=経口感染、B型・C型=血液・体液を介する水平感染およびB型の母子感染(垂直感染)を区別できるようにする。
覚え方
AEは経口、BCは血液(体液・母子・性行為)
対になる知識
A型肝炎やE型肝炎は主に経口感染(糞口感染)を主な経路とする。これに対し、B型肝炎やC型肝炎はウイルスを含んだ血液や体液を介して感染する血液感染(水平感染および母子感染などの垂直感染)が主体である。
関連知識
B型肝炎ウイルス(HBV)は、成人期に感染すると一過性感染で治癒することが多い。しかし、免疫系の未熟な乳幼児期に母子感染などで感染すると高率に持続感染(キャリア化)し、慢性肝炎、肝硬変、さらには肝細胞がんへと進展するリスクが高い。