炎症性腸疾患の一般的な特徴として正しい記述はどれか。
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正解は4番
解説
炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)は、遺伝的要因に加えて食生活の欧米化などの環境要因が関与して発症し、先進国を中心に患者数が増加傾向にある。
選択肢ごとの解説
- 1. 先進国や日本において、食生活の欧米化などを背景に炎症性腸疾患の患者数は一貫して増加傾向にある。
- 2. 高齢者にのみ発症するわけではなく、10代から30代の若年層で初発することが多いのが特徴である。
- 3. 特定の単一病原体による感染症であることが判明しているわけではなく、遺伝的背景や免疫異常、環境要因が複雑に関与する。
- 4. 正解。炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎など)は、遺伝的要因に加えて食生活の欧米化などの環境要因が関与して発症し、先進国を中心に患者数が増加傾向にある。
国試ポイント
炎症性腸疾患の疫学(若年発症、増加傾向、欧米化などの環境要因)が問われる。
覚え方
IBD(炎症性腸疾患)は若者に多く欧米化で増加
対になる知識
炎症性腸疾患の代表的な2疾患の対比として、潰瘍性大腸炎は「大腸に限局し、直腸から連続性の粘膜病変」を形成するのに対し、クローン病は「口腔から肛門までの消化管全域に、非連続性(飛び石状)の深部潰瘍や全層性病変」を形成する点が異なる。
関連知識
炎症性腸疾患(IBD)には厚生労働省の指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病が含まれる。腸管免疫の異常亢進が関与しており、遺伝的素因に加えて、食生活の欧米化などの環境要因が発症や増悪に大きく関与していると考えられている。