足少陽経の経火穴の部位はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
足少陽胆経の経火穴は陽輔(GB38)であり、その部位は下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方4寸である。この部位は腓骨の前縁と長腓骨筋腱の間に位置し、足少陽経の循行上に合致する。経火穴は五行穴の一つで、五行では『火』に属し、本経の熱証を治療する際に用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。陽輔(GB38)の部位記述であり、足少陽胆経の経火穴であるため正しい。
- 2. この記述は足陽明胃経の足三里(ST36)の部位であり、足少陽経の経火穴ではない。足三里は膝蓋靱帯外方陥凹部の下方3寸に位置する。 正しくは:この記述は足陽明胃経の足三里(ST36)の部位である。足少陽経の経火穴は下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方4寸である。
- 3. この記述は足太陰脾経の三陰交(SP6)の部位であり、足少陽経の経火穴ではない。 正しくは:この記述は足太陰脾経の三陰交(SP6)の部位である。足少陽経の経火穴は下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方4寸である。
- 4. この記述は足少陰腎経の太谿(KI3)から上方3寸ではなく、足少陰腎経の太谿(KI3)の部位は内果尖とアキレス腱の間である。また、足少陰腎経の経穴であり足少陽経ではない。 正しくは:この記述は足少陰腎経の太谿(KI3)の部位ではない。足少陰腎経の太谿(KI3)は内果尖とアキレス腱の間の陥凹部である。足少陽経の経火穴は下腿外側、腓骨の前方、外果尖の上方4寸である。
国試ポイント
足少陽胆経の経火穴である陽輔(GB38)の正確な取穴部位を覚えること。また、五行穴の属性(経火穴、経金穴など)と、それが各経絡のどこに位置するかを理解すること。
混同注意
足少陽胆経の他の下腿部の経穴や、他の経絡の五行穴との混同。特に足部の動脈や腱のランドマークを用いる経穴は、寸法の違いで混乱しやすい。
次に同じ論点が出たら
足少陽経の経火穴の出題では、下腿外側、腓骨前方、外果尖上方4寸の記載があるかを確認し、他の経穴の部位記述と混同していないか寸法の正確性で判断する。
覚え方
足少陽経の経火穴の出題では、下腿外側、腓骨前方、外果尖上方4寸の記載があるかを確認し、他の経穴の部位記述と混同していないか寸法の正確性で判断する。
対になる知識
足少陽胆経の他の下腿部の経穴や、他の経絡の五行穴との混同。特に足部の動脈や腱のランドマークを用いる経穴は、寸法の違いで混乱しやすい。
関連知識
五行穴の分類(井、滎、輸、経、合)とそれぞれの治療特性。足少陽胆経の循行と関連する症状。下腿外側の筋群(長腓骨筋、短腓骨筋、前脛骨筋)と骨(腓骨、脛骨)の解剖学的知識。