鍼通電療法を行う際、電磁波干渉による誤作動を防ぐため、近接して使用してはならない機器はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は1番
解説
マイクロ波治療器などの高周波や強い電磁波を発生する医療機器は、鍼通電装置に対して電磁波干渉を引き起こし、機器の誤作動や患者への予期せぬ影響を及ぼす危険性があるため、近接して使用してはならない。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。マイクロ波治療器などの高周波や強い電磁波を発生する医療機器は、鍼通電装置に対して電磁波干渉を引き起こし、機器の誤作動や患者への予期せぬ影響を及ぼす危険性があるため、近接して使用してはならない。
- 2. 赤外線治療器は温熱療法用の光線器具であり、電磁波干渉を主な理由として鍼通電装置との併用が絶対禁忌とされるものではない。
- 3. ホットパックは導子を用いない温熱療法であり、電磁波干渉を引き起こすものではないため、物理療法としての併用上の直接的な禁忌とはならない。
- 4. 低周波治療器と鍼通電装置は原理的に類似しており、臨床上同時に用いることはないが、電磁波干渉の代表的な禁忌として高周波・マイクロ波治療器が特に挙げられる。(※選択肢の適切性として、低周波治療器自体をわざわざ近接させることはないが、特に関係が強く問題となるのはマイクロ波等の電磁波機器である)
国試ポイント
鍼通電療法における安全管理上、心臓ペースメーカーなどの体内植込型機器だけでなく、マイクロ波治療器等の電磁波干渉源との距離に注意する必要がある点を問う。
覚え方
マイクロ波 = 電磁波を出すから鍼通電のそばに置かない
対になる知識
心臓ペースメーカーの装着者に対する鍼通電療法は絶対的な禁忌である。また、強い電磁波を発生するマイクロ波治療器などの機器は、医療機器の誤作動や事故を防ぐために近接して使用してはならない。
関連知識
電気メスや高周波治療器、マイクロ波治療器などは周囲に強い電磁場を形成するため、電子医療機器や鍼通電装置の近くで同時に使用すると、電磁波干渉により機器が誤作動を起こす危険性があり厳に慎まなければならない。