ジョーンズの息切れ分類で、外出が困難になるほどの呼吸困難はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は3番
解説
ジョーンズ(Hugh-Jones)の息切れ分類は、日常生活における呼吸困難の程度をⅠ度からⅤ度の5段階で評価する指標である。Ⅴ度は「外出が困難なほどの呼吸困難(会話、着替え等でも息切れが生じる、または安静時にも出現する)」を指し、日常生活動作(ADL)が著しく制限される最も重度な状態である。
選択肢ごとの解説
- 1. これはⅣ度の説明ではない。Ⅳ度は「自分のペースでも平地を100m以上歩くことができない、または休みながらでないと歩けない」高度の息切れの状態である。
- 2. これはⅡ度の説明ではない。Ⅱ度は「平地を健常者と同様に歩けるが、坂道や階段で同年齢の人と同等に歩けない」軽度の息切れの状態である。
- 3. 正解。ジョーンズ(Hugh-Jones)の息切れ分類は、日常生活における呼吸困難の程度をⅠ度からⅤ度の5段階で評価する指標である。Ⅴ度は「外出が困難なほどの呼吸困難(会話、着替え等でも息切れが生じる、または安静時にも出現する)」を指し、日常生活動作(ADL)が著しく制限される最も重度な状態である。
- 4. これはⅢ度の説明ではない。Ⅲ度は「平地を健常者と同じペースで歩けないが、自分のペースであれば1km以上または1時間以上歩ける」中等度の息切れの状態である。
国試ポイント
ジョーンズの息切れ分類の各段階(特にⅠ度〜Ⅴ度の境界と主な症状)は国家試験で問われやすいため、歩行距離やADLの制限度合いと結びつけて正確に覚える必要がある。
覚え方
ジョーンズ分類 Ⅰ:坂道階段 Ⅱ:同年齢並み不可 Ⅲ:1km歩行可 Ⅳ:100m不可 Ⅴ:外出困難
対になる知識
ジョーンズの息切れ分類(Ⅰ度:同年齢並みの坂道・階段での息切れ、Ⅱ度:平地は健常者並みだが坂道・階段で遅れる、Ⅲ度:平地で健常者並みに歩けないが自分のペースなら1km以上歩ける、Ⅳ度:平地で100m以上歩けない、Ⅴ度:外出が困難)
関連知識
呼吸困難の評価には、ジョーンズ分類のほか、MRC(Medical Research Council)息切れスケールや、主観的強度を数値化するBorg(ボルグ)スケール、NYHA心機能分類などが用いられる。