海馬と視床下部などの間を連絡し、主に記憶に関与する結合線維はどれか。
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正解は1番
解説
脳弓は海馬から乳頭体(視床下部)へ向かう線維束であり、大脳の辺縁系を結ぶ重要な結合線維として記憶や情動の回路(Papezの回路)に関与する。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。脳弓は海馬から乳頭体(視床下部)へ向かう線維束であり、大脳の辺縁系を結ぶ重要な結合線維として記憶や情動の回路(Papezの回路)に関与する。
- 2. 脳梁は左右の大脳半球間を連絡する最大規模の「交連線維」であり、片側の半球と他側の半球を結ぶ。
- 3. 内包は大脳皮質と脳幹・脊髄の間を結ぶ上下方向の「投射線維」が通る重要な白質領域である。
- 4. これは視交差の説明。本問の海馬と視床下部を連絡する結合線維ではなく、左右の視神経が部分的に交叉する部位であるため誤り。
国試ポイント
大脳白質の線維分類(交連線維・投射線維・結合線維)とそれぞれの代表例(脳梁・内包・脳弓)の区別が問われる。
覚え方
同じ同(結合)じ、交わって交連、投げて投射
対になる知識
大脳の白質を構成する神経線維の束として、左右の大脳半球間を結ぶのは交連線維(脳梁など)であり、大脳と下位中枢を結ぶのは投射線維(内包など)である。これに対し、同一半球内の異なる部位を連絡するのが結合線維(脳弓など)である。
関連知識
大脳の白質は髄鞘を持つ神経線維の集合体である。脳弓は海馬から起こり、乳頭体へと至る白質線維束であり、大脳辺縁系の一部として記憶の回路(パペッツの回路)において中心的な役割を果たしている。