筋細胞について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
心筋細胞は、電気的結合であるギャップ結合を介して細胞同士が連結しています。これにより、活動電位が隣接する細胞へ迅速に伝播し、心臓全体が同期して収縮することが可能となり、ポンプ機能を発揮します。
選択肢ごとの解説
- 1. 平滑筋細胞は介在板で連結しません。介在板は心筋細胞特有の構造です。 正しくは:心筋細胞は介在板で連結する。
- 2. 心筋細胞は心臓の壁にのみ存在し、大動脈壁には平滑筋細胞が広く分布します。 正しくは:心筋細胞は心臓壁に広く分布する。
- 3. 正解。心筋細胞は電気的結合であるギャップ結合を細胞間に持ち、活動電位の迅速な伝播を可能にしています。これは正しい記述です。
- 4. 筋小胞体には高濃度のカルシウムイオンが含まれており、筋収縮のトリガーとなります。ナトリウムイオンではありません。 正しくは:筋小胞体には高濃度のカルシウムイオンが含まれる。
国試ポイント
筋組織の種類とそれぞれの細胞の特徴(連結様式、分布、イオンチャネルなど)を正確に理解する。
混同注意
筋細胞の種類ごとの特徴(骨格筋、心筋、平滑筋)と、細胞間の結合様式(介在板、ギャップ結合、デスモソームなど)が混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
筋細胞に関する問題では、まず筋の種類(骨格筋、心筋、平滑筋)を特定し、それぞれの特徴(介在板の有無、ギャップ結合の有無、支配神経、収縮様式、イオン貯蔵部位)と照らし合わせて判断する。
覚え方
筋細胞に関する問題では、まず筋の種類(骨格筋、心筋、平滑筋)を特定し、それぞれの特徴(介在板の有無、ギャップ結合の有無、支配神経、収縮様式、イオン貯蔵部位)と照らし合わせて判断する。
対になる知識
筋細胞の種類ごとの特徴(骨格筋、心筋、平滑筋)と、細胞間の結合様式(介在板、ギャップ結合、デスモソームなど)が混同しやすい。
関連知識
心筋の介在板にはギャップ結合、デスモソーム、接着結合が含まれる。骨格筋は多核で横紋があり、収縮は随意。平滑筋は単核で横紋がなく、収縮は不随意。筋小胞体はカルシウムイオンを貯蔵する。