呼吸器疾患や循環器疾患の診断において、最も簡便で最初に行われる画像検査はどれか。
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正解は4番
解説
胸部単純エックス線検査は、肺野、心影、縦隔などの異常を迅速かつ簡便に評価できるため、呼吸器・循環器疾患の診断において最初に行われる基本的な画像検査である。
選択肢ごとの解説
- 1. 上部消化管内視鏡検査は食道、胃、十二指腸の粘膜病変を直接観察するための検査であり、胸部疾患の画像検査としては不適切である。
- 2. 腹部超音波検査は肝臓や胆嚢、腎臓などの腹部臓器の観察を目的として行われ、胸部疾患の初期スクリーニングとしては用いられない。
- 3. 頭部MRI検査は脳梗塞や脳腫瘍などの頭蓋内病変の評価に用いられ、胸部疾患の第一選択の検査ではない。
- 4. 正解。胸部単純エックス線検査は、肺野、心影、縦隔などの異常を迅速かつ簡便に評価できるため、呼吸器・循環器疾患の診断において最初に行われる基本的な画像検査である。
国試ポイント
各種疾患の診断における検査の選択順序(特に初期のスクリーニング検査)が問われる。
覚え方
まずはこれ!画像検査の基本は「レントゲン(単純X線)」。
対になる知識
呼吸器疾患や循環器疾患の初期スクリーニングとして最も基本的かつ最初に行われる画像検査は胸部単純エックス線検査である。一方で、単純エックス線検査では評価が困難な微小な病変、縦隔や胸膜の詳細な評価、あるいは詳細な三次元的情報を得るための精密画像検査としては、胸部単純CT検査やMRI検査などが選択される。臨床現場ではこれらの検査を段階的に組み合わせて診断精度を高める。
関連知識
胸部単純エックス線検査は肺炎、肺結核、肺がん、心拡大、胸水などの初期診断に有用である。 / 胸部CT検査は単純エックス線で指摘された病変の精査や、単純エックス線では描出されにくい病変の発見に優れる。