洗浄成分を含む消毒液を十分に泡立て、ブラシ等で手指や爪を擦り洗いした後、流水で洗い流す手術前などに適用される手指消毒法はどれか。
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正解は1番
解説
スクラブ法は、洗浄成分(石鹸や消毒洗浄剤)を含んだ液を十分に泡立て、ブラシ等を用いて手指や爪の隙間を物理的に擦り洗いし、その後流水で洗い流す手指消毒法である。外科的手洗いなど、高度な無菌操作が求められる手術前に用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。スクラブ法は、洗浄成分(石鹸や消毒洗浄剤)を含んだ液を十分に泡立て、ブラシ等を用いて手指や爪の隙間を物理的に擦り洗いし、その後流水で洗い流す手指消毒法である。外科的手洗いなど、高度な無菌操作が求められる手術前に用いられる。
- 2. 浸漬法は、消毒したい物品を一定時間消毒液の中に浸すことによって消毒を行う方法であり、手指の消毒には用いない。
- 3. ラビング法は、速乾性アルコール製剤を乾いた手指に直接塗布し、擦り込むことで消毒を行う手法であり、ブラシや流水を用いた擦り洗いではない。
- 4. 噴霧法は、消毒薬を霧状にして空間や表面に散布する方法であり、直接手指を洗浄・消毒する手技の名称ではない。
国試ポイント
流水とブラシで洗う「スクラブ法」と、アルコール製剤をすり込む「ラビング法」の定義の違いを問う問題が頻出である。
覚え方
スクラブ=ゴシゴシ洗う(ブラシ使用)、ラビング=すり込む(アルコール)。
対になる知識
手術前などの高度な無菌操作が求められる場面では、ブラシや流水を用いて擦り洗いを行うスクラブ法(手術時手洗い)が適用される。一方、日常的な医療ケアや施術の前には、速乾性アルコール製剤をすり込むラビング法が用いられる。
関連知識
医療従事者および施術者の手指衛生は、院内感染や施術関連感染を防止するための最も基本かつ重要な対策である。標準予防策(スタンダードプリコーション)の核心をなす行為であり、適切な方法とタイミングで確実に実施する必要がある。