東洋医学における陽の生理作用として適切なものはどれか。
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正解は4番
解説
陽の生理作用は、物質を変化させ気にする作用(気化)や、体を温める作用(温煦)、推動、興奮などを特徴とする。したがって気化と温煦は陽の生理作用に属する。
選択肢ごとの解説
- 1. 滋養と栄養は、組織を養い潤す物質的な働きであり陰の生理作用である。本問の陽における生理作用は、気化と温煦である。
- 2. 寧静と抑制は、静的で安定を保つ陰の生理作用である。本問の陽における生理作用は、気化と温煦である。
- 3. 斂蔵と静穏は、エネルギーを収め静める働きであり陰の生理作用である。本問の陽における生理作用は、気化と温煦である。
- 4. 正解。陽の生理作用は、物質を変化させ気にする作用(気化)や、体を温める作用(温煦)、推動、興奮などを特徴とする。したがって気化と温煦は陽の生理作用に属する。
国試ポイント
陰と陽の生理作用の区別が問われる。陰は滋養・寧静・抑制、陽は温煦・推動・気化・興奮をキーワードとして覚える。
覚え方
陽=温める(温煦)・動かす(推動)・変化させる(気化) 陰=養う(滋養)・静める(寧静)
対になる知識
陽の生理作用には、気化、温煦、推動、興奮などがある。一方、陰の生理作用には、寧静、滋養、抑制、斂蔵などがあり、これらが互いに調和して正常な生命活動が維持される。
関連知識
東洋医学では、陰陽の相互関係として陰陽互根、陰陽消長、陰陽転化、陰陽制約の4つが挙げられる。これらは生体の恒常性を維持し、病理状態の理解や治療方針の決定において極めて重要な理論的背景となる。