陰陽の四つの関係のうち、「陰陽制約」の具体例として適切なものはどれか。
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正解は4番
解説
「陰陽制約(対立)」とは、陰と陽が互いに抑制し合うことでバランスを保つ関係を指す。寒い日は自然界に陰が盛んな状態であり、人間が活動して体を温める(陽を増やす)ことで陰が過剰になるのを抑制する行為は、陰陽制約の代表的な具体例である。
選択肢ごとの解説
- 1. これは「陰陽互根」の説明である。本問の陰陽制約とは、互いに抑制し合う関係を指す。
- 2. これは「陰陽可分」の説明である。本問の陰陽制約とは、互いに抑制し合う関係を指す。
- 3. これは「陰陽転化」の説明である。本問の陰陽制約とは、互いに抑制し合う関係を指す。
- 4. 正解。「陰陽制約(対立)」とは、陰と陽が互いに抑制し合うことでバランスを保つ関係を指す。寒い日は自然界に陰が盛んな状態であり、人間が活動して体を温める(陽を増やす)ことで陰が過剰になるのを抑制する行為は、陰陽制約の代表的な具体例である。
国試ポイント
陰陽の諸関係(制約・消長・互根・転化・可分)の定義や具体例を問う問題が頻出するため、それぞれのキーワードと現象の対応を確実に押さえること。
覚え方
制約=抑制してバランスを保つ、互根=お互いに根ざし依存する、消長=増えたり減ったりする、転化=ひっくり返る
対になる知識
陰陽互根は陰と陽が相互に依存する関係、陰陽消長は陰と陽が常に変化し増減する関係、陰陽転化は陰が極まれば陽に転じ陽が極まれば陰に転じる関係を指し、それぞれ異なる動的平衡を表す。
関連知識
陰陽学説は東洋医学の根本となる哲学であり、人体の生理機能や病理変化だけでなく、診断における八綱弁証や治療原則のすべてに応用される極めて重要な基本概念である。臨床においては、消長・制約・互根・転化の四つの関係を理解することが不可欠となる。