X線を使用せず、磁場と電波を利用して脳や脊髄などの軟部組織の詳細な画像を得る検査はどれか。
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正解は2番
解説
MRI検査(磁気共鳴画像法)は、強力な磁場と電波を用いて体内の水素原子の共鳴信号を画像化する検査である。放射線(X線)被曝がなく、脳、脊髄、椎間板、関節の靭帯・軟骨などの軟部組織の描出に優れている。
選択肢ごとの解説
- 1. CT検査はX線を用いて身体の断層画像を得る検査であり、骨構造の詳細な評価や頭蓋内出血の診断などに優れているが、軟部組織のコントラストはMRIに劣る。
- 2. 正解。MRI検査(磁気共鳴画像法)は、強力な磁場と電波を用いて体内の水素原子の共鳴信号を画像化する検査である。放射線(X線)被曝がなく、脳、脊髄、椎間板、関節の靭帯・軟骨などの軟部組織の描出に優れている。
- 3. 筋電図検査は神経や筋肉の電気的活動を記録する生理学的検査であり、画像を得る検査ではない。
- 4. エックス線検査はX線を照射して骨折や骨病変、関節変形などを評価する画像検査であり、軟部組織の詳細な評価には向かない。
国試ポイント
「X線を使用しない」「磁場と電波」「軟部組織の評価に優れる」というキーワードが出たらMRI検査を選ぶ。
覚え方
まぐねっと(磁石=MRI)は軟部組織が得意
対になる知識
X線検査は骨折や骨病変の評価に用いられ、CT検査は骨の詳細な構造や頭蓋内出血の早期診断に優れる。これに対し、MRI検査は磁気と電波を利用して、脳・脊髄・靭帯などの軟部組織を高コントラストで詳細に描出する検査である。
関連知識
MRI検査は強力な磁場を利用するため、体内に心臓ペースメーカー、人工内耳、一部の血管クリップなどの金属が挿入されている場合には、発熱や機器の誤作動による重大な事故につながるため禁忌または慎重な判断が必要とされる。