麻疹に特徴的な口腔粘膜の所見はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
麻疹(はしか)では、発熱やカタル症状に続いて、臼歯対岸の頬粘膜に小さな白い斑点であるコプリック斑が出現する。これは麻疹の早期診断において極めて特異性の高い所見である。
選択肢ごとの解説
- 1. これは皮膚筋炎でみられる手指関節伸側面の紅斑や角化性皮疹(ゴットロン徴候)の説明であり、麻疹の所見ではない。
- 2. これは皮膚筋炎でみられる上眼瞼の紫色の浮腫性紅斑(ヘリオトロープ疹)の説明であり、麻疹の口腔内所見ではない。
- 3. これは全身性エリテマトーデス(SLE)でみられる顔面の蝶形紅斑の説明であり、麻疹の所見ではない。
- 4. 正解。麻疹(はしか)では、発熱やカタル症状に続いて、臼歯対岸の頬粘膜に小さな白い斑点であるコプリック斑が出現する。これは麻疹の早期診断において極めて特異性の高い所見である。
国試ポイント
「麻疹=コプリック斑(臼歯対岸の頬粘膜)」の組み合わせは国家試験の定番知識である。他の疾患の特異的皮膚・粘膜所見もセットで覚える。
覚え方
マシンの「コ」プリック斑
対になる知識
各疾患に特徴的な皮膚・粘膜所見として、麻疹では口腔粘膜にコプリック斑が現れ、全身性エリテマトーデスでは顔面に蝶形紅斑がみられ、皮膚筋炎では眼瞼のヘリオトロープ疹や手指のゴットロン徴候がみられる。
関連知識
麻疹ウイルスによる空気感染(飛沫核感染)・接触感染の感染症。カタル期、発疹期、回復期を経て経過し、強い免疫抑制状態を引き起こすため肺炎や脳炎の合併に注意が必要。