経穴の部位で正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
禾髎(かリョウ)は、顔面部にある経穴で、人中溝の中点と同じ高さ、鼻孔外縁のすぐ下方にある。この部位は、鼻周囲の解剖学的特徴を正確に捉えており、臨床的にも鼻疾患などに用いられる重要な経穴である。
選択肢ごとの解説
- 1. 顴髎(かんリョウ)の部位が誤りである。顴髎は、頬骨弓の下縁ではなく、外眼角の真下、頬骨弓の中央陥凹部に取る。 正しくは:顴髎は、外眼角の真下、頬骨弓の中央陥凹部にある。
- 2. 巨髎(こリョウ)の部位が誤りである。巨髎は、鼻翼外縁の下方、口角の真上にあたる。 正しくは:巨髎は、鼻翼外縁の下方、口角の真上にある。
- 3. 和髎(わリョウ)の部位が誤りである。和髎は、耳珠のすぐ前方、もみあげの際に位置し、耳珠上切痕と下顎骨の関節突起の間ではない。 正しくは:和髎は、耳珠のすぐ前方、もみあげの際に位置し、頬骨弓の上縁にある。
- 4. 正解。禾髎(かリョウ)は、人中溝中点と同じ高さ、鼻孔外縁のすぐ下方にある。これは禾髎の正確な取穴部位を示している。
国試ポイント
経穴の正確な取穴部位を覚えることが重要である。特に顔面部の経穴は類似した部位が多く、ランドマークを正確に把握する必要がある。
混同注意
顔面部の経穴は、鼻、口、目の周囲に密集しており、それぞれの取穴法が非常に紛らわしい。特に「髎」のつく経穴や「巨髎」などとの区別を明確にすることが肝要である。
次に同じ論点が出たら
顔面部の経穴問題が出た場合、まず鼻、口、眼、耳といったランドマークを基準に、その経穴がどの経絡に属し、どの高さ・位置にあるかを正確に判断する。
覚え方
顔面部の経穴問題が出た場合、まず鼻、口、眼、耳といったランドマークを基準に、その経穴がどの経絡に属し、どの高さ・位置にあるかを正確に判断する。
対になる知識
顔面部の経穴は、鼻、口、目の周囲に密集しており、それぞれの取穴法が非常に紛らわしい。特に「髎」のつく経穴や「巨髎」などとの区別を明確にすることが肝要である。
関連知識
顔面部の経穴には、顔面神経麻痺、三叉神経痛、鼻炎、眼疾患など、頭頸部の症状に効果的なものが多い。各経穴が所属する経絡と、その経絡が司る機能も合わせて学習すると理解が深まる。