我が国の国民医療費に含まれるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
国民医療費とは、国民が医療機関等を受診した際に要する費用を指し、病気やけがの治療に直接関連する医療サービスにかかる費用が含まれます。帝王切開は出産に伴う医療行為であり、保険診療の対象となるため、国民医療費に含まれます。
選択肢ごとの解説
- 1. 予防接種は疾病の予防を目的としたものであり、治療を目的とした医療行為ではないため、原則として国民医療費には含まれません。 正しくは:予防接種は、原則として国民医療費に含まれません。国民医療費は、疾病の治療に要する費用が対象です。
- 2. 健康診断は疾病の早期発見・予防を目的としたものであり、治療を目的とした医療行為ではないため、原則として国民医療費には含まれません。 正しくは:健康診断は、原則として国民医療費に含まれません。国民医療費は、疾病の治療に要する費用が対象です。
- 3. 正解。帝王切開は、出産時の母体や胎児の安全を確保するための医療行為であり、保険診療の対象となるため、国民医療費に含まれます。
- 4. 入院時室料差額(差額ベッド代)は、患者の選択によって生じる追加費用であり、保険診療の対象外であるため、国民医療費には含まれません。 正しくは:入院時室料差額は、患者の選択による追加費用であり、国民医療費に含まれません。国民医療費は、保険診療の対象となる治療費が原則です。
国試ポイント
国民医療費の範囲と、保険診療の対象となる医療行為の理解が問われる。特に、予防や健康増進に関する費用、および患者の選択による追加費用は含まれない点を把握する。
混同注意
医療費と介護費、医療費と予防・健康増進費用、医療費と患者が全額自己負担する費用(保険適用外診療や差額ベッド代など)の区別が混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
次に同様の問題が出た場合は、その費用が「疾病の治療」を目的とした保険適用内の医療行為であるか否かという視点で判断する。
覚え方
次に同様の問題が出た場合は、その費用が「疾病の治療」を目的とした保険適用内の医療行為であるか否かという視点で判断する。
対になる知識
医療費と介護費、医療費と予防・健康増進費用、医療費と患者が全額自己負担する費用(保険適用外診療や差額ベッド代など)の区別が混同しやすい。
関連知識
国民医療費の定義(治療費用)、公費負担医療(結核、精神疾患、指定難病など)、保険診療の範囲、医療費に含まれない主な費用(健康診断、予防接種、美容整形、差額ベッド代、患者の希望による先進医療の一部など)を関連付けて覚える。