手の少陰心経の経穴である神門について正しい記述はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
神門は手の少陰心経の原穴であり、同時に五行穴における兪土穴である。手根部尺側の横紋上で、尺側手根屈筋腱の橈側、豆状骨と舟状骨の間(あるいは尺骨遠位端の掌側)に位置する。
選択肢ごとの解説
- 1. 手の少陰心経の滎火穴は少府である。少府は第4・第5中手骨の間、掌側で第4・第5中手骨底の中点に位置し、手関節にある神門とは異なるため誤りとなる。
- 2. 手の少陰心経の井木穴は少衝である。少衝は小指橈側爪甲根部から約0.1寸に位置し、手関節にある神門とは部位が異なるため誤りとなる。
- 3. 手の少陰心経の合水穴は少海である。少海は肘関節屈曲時に肘窩内側横紋頭と上腕骨内側上顆の中点に位置し、手関節にある神門とは異なるため誤りとなる。
- 4. 正解。神門は手の少陰心経の原穴であり、同時に五行穴における兪土穴である。手根部尺側の横紋上で、尺側手根屈筋腱の橈側、豆状骨と舟状骨の間(あるいは尺骨遠位端の掌側)に位置する。
国試ポイント
五行穴(井・滎・兪・経・合)の陰経における五行配置(木・火・土・金・水)の対応関係は国家試験の定番である。
覚え方
心経の五行穴:しょうしょう(井) → しょうふ(滎) → しんもん(兪) → れいどう(経) → しょうかい(合)
対になる知識
手の少陰心経の五行穴は、少衝(井木穴)、少府(滎火穴)、神門(兪土穴)、霊道(経金穴)、少海(合水穴)であり、経絡治療や五行の配当を理解する上で基本となる重要な組み合わせである。
関連知識
神門は手の少陰心経の原穴であり、手関節掌側横紋の尺側端、尺側手根屈筋腱の橈側凹部に位置する。精神神経症状や不眠、不安感、循環器系の調整に対して広範な臨床的応用価値を持つ重要経穴である。