悪性腫瘍の発生頻度において男性に高頻度で発生するのはどれか。
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正解は1番
解説
肺癌は男性の罹患率・死亡率ともに女性に比べて高く、喫煙歴等の環境要因が深く関与している。悪性腫瘍の中には性差が顕著なものが多く、本疾患は男性に多い代表的な癌の一つである。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。肺癌は男性の罹患率・死亡率ともに女性に比べて高く、喫煙歴等の環境要因が深く関与している。悪性腫瘍の中には性差が顕著なものが多く、本疾患は男性に多い代表的な癌の一つである。
- 2. 子宮頸癌は女性特有の臓器である子宮に発生するため、当然ながら患者は女性のみである。
- 3. 甲状腺癌は女性に多発する傾向があり、男女比はおよそ1:3〜1:4程度で女性優位である。
- 4. 乳癌は女性に極めて高頻度で発生する代表的な悪性腫瘍であり、男性での発生は非常にまれである。
国試ポイント
各種悪性腫瘍の男女比(性差)の傾向を問う問題が頻出する。甲状腺癌や乳癌は女性に多く、肺癌や胃癌、肝細胞癌などは男性に多いことを整理しておく。
覚え方
甲状腺と乳房・子宮は「女性に多い」と覚える。
対になる知識
悪性腫瘍の発生頻度において、女性に高頻度で発生する代表的な癌種としては、乳癌、子宮頸癌、子宮体癌などの女性特有の癌や、甲状腺癌などが挙げられる。これに対して男性では、肺癌、胃癌、大腸癌、肝細胞癌などの消化器系や呼吸器系の癌が高率に発生する傾向がある。
関連知識
肺癌は喫煙との強い因果関係が知られており、特に男性の喫煙率の高さが発症リスクを大きく高める要因となってきた。また、胃癌はヘリコバクター・ピロリ感染が主要なリスク因子であり、肝細胞癌はB型およびC型肝炎ウイルス感染が深く関与している。食道癌は飲酒や喫煙との関連が強く、組織型としては扁平上皮癌の頻度が高い。