灸治療が骨盤位の矯正に効果的とされる膀胱経の要穴はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
逆子治療において、膀胱経の至陰(しいん)が多用されます。至陰は足の小指にある井穴であり、子宮収縮を促し胎児回旋を誘導する効果が期待されます。古来より膀胱経の井穴が骨盤位の矯正に有効とされてきました。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。膀胱経の井穴である至陰は、逆子治療(骨盤位の矯正)に伝統的に用いられる要穴です。井穴は『黄帝内経』にも記載があり、気の出入り口として、臓腑の異常を改善する効果があるとされます。
- 2. 滎穴は、一般的に発熱性の疾患や慢性的な炎症の治療に用いられることが多い穴位です。骨盤位の矯正という特定の効果とは直接結びつきません。 正しくは:逆子治療には井穴(至陰)を用いる。
- 3. 兪穴は、一般的に慢性疾患や臓腑の虚弱、湿邪の治療に用いられることが多い穴位です。骨盤位の矯正という特定の効果とは直接結びつきません。 正しくは:逆子治療には井穴(至陰)を用いる。
- 4. 経穴は、気の流れが通過する部位であり、一般的に経絡の治療や慢性的な痛み、咳などの呼吸器症状に用いられることが多い穴位です。骨盤位の矯正という特定の効果とは直接結びつきません。 正しくは:逆子治療には井穴(至陰)を用いる。
国試ポイント
逆子治療における膀胱経の井穴(至陰)の役割を理解すること。特に井穴の特性と骨盤位矯正への応用について問われます。
混同注意
五輸穴の概念(井、滎、兪、経、合)とそれぞれの特性、そして特定の穴位が持つ治療効果を混同しないように注意が必要です。特に膀胱経の穴位と子宮・胎児への関連性を明確に区別して覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
逆子治療に関する問題が出題された際は、「膀胱経」と「井穴」のキーワードに注目し、特定の穴位(至陰)が想起できるかを確認します。また、五輸穴のそれぞれの特性を正しく理解しているかを確認します。
覚え方
逆子治療に関する問題が出題された際は、「膀胱経」と「井穴」のキーワードに注目し、特定の穴位(至陰)が想起できるかを確認します。また、五輸穴のそれぞれの特性を正しく理解しているかを確認します。
対になる知識
五輸穴の概念(井、滎、兪、経、合)とそれぞれの特性、そして特定の穴位が持つ治療効果を混同しないように注意が必要です。特に膀胱経の穴位と子宮・胎児への関連性を明確に区別して覚える必要があります。
関連知識
五輸穴(井、滎、兪、経、合)の概念とそれぞれの主治、経絡治療における特定の穴位(例:至陰)が持つ治療効果、逆子治療に用いられる他の手技(例:外回転術)。