原発性悪性骨腫瘍の中で最も発生頻度が高いものはどれか。
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正解は3番
解説
原発性悪性骨腫瘍(骨組織自体から発生する悪性腫瘍)の中で最も頻度が高いのは骨肉腫である。特に若年者(10〜20代)の長管骨骨幹端(大腿骨遠位や脛骨近位など)に好発する。
選択肢ごとの解説
- 1. 多発性骨髄腫は骨に多発する腫瘍であるが、形質細胞が造血組織(骨髄)で腫瘍化した「造血器悪性腫瘍」であり、狭義の原発性悪性骨腫瘍(肉腫)には分類されない。
- 2. 軟骨肉腫は原発性悪性骨腫瘍の一つであるが、頻度としては骨肉腫に次いで第2位であり、骨肉腫よりは少ない。なお、中高年に好発する特徴がある。
- 3. 正解。原発性悪性骨腫瘍(骨組織自体から発生する悪性腫瘍)の中で最も頻度が高いのは骨肉腫である。特に若年者(10〜20代)の長管骨骨幹端(大腿骨遠位や脛骨近位など)に好発する。
- 4. ユーイング肉腫は小児から青年期に好発する原発性悪性骨腫瘍であるが、骨肉腫に比べて発生頻度は低い。
国試ポイント
「原発性悪性骨腫瘍で最多=骨肉腫」「好発年齢=10〜20代」「好発部位=長管骨の骨幹端」の3点セットで出題されやすい。
覚え方
骨肉腫は「若者(10-20代)のトップ(最多)」
対になる知識
原発性悪性骨腫瘍の発生頻度としては骨肉腫が最も多く、次いで軟骨肉腫、ユーイング肉腫の順に続く。好発年齢についても特徴があり、骨肉腫は10〜20代の若年者に好発するのに対し、軟骨肉腫は中高年以降に好発する傾向がある。
関連知識
全身の悪性腫瘍が骨に転移した「転移性骨腫瘍」は、原発性悪性骨腫瘍全体よりも圧倒的に頻度が高い。また、骨腫瘍全体ではなく原発性・悪性に限定した場合の最多が骨肉腫である点に注意する。