肝細胞癌の腫瘍マーカーとして主に用いられるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は1番
解説
AFP(α-フェトプロテイン)は胎児期に産生されるタンパク質であるが、成人では肝細胞癌を発症した際に再び高値を示すため、腫瘍マーカーとして広く用いられる。肝細胞癌の早期発見や治療効果判定に不可欠な検査項目である。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。AFP(α-フェトプロテイン)は胎児期に産生されるタンパク質であるが、成人では肝細胞癌を発症した際に再び高値を示すため、腫瘍マーカーとして広く用いられる。肝細胞癌の早期発見や治療効果判定に不可欠な検査項目である。
- 2. CEAは消化器癌(大腸癌・胃癌など)や肺癌などで広く用いられる腫瘍マーカーである。
- 3. これは卵巣癌などの婦人科系腫瘍の説明。本問の肝細胞癌ではAFPやPIVKA-IIが用いられる。
- 4. これは前立腺癌の腫瘍マーカーの説明。本問の肝細胞癌ではAFPやPIVKA-IIが用いられる。
国試ポイント
主要な悪性腫瘍とそれに対応する腫瘍マーカーの組み合わせ(前立腺癌-PSA、肝細胞癌-AFP、卵巣癌-CA125、大腸癌-CEA)は頻出。
覚え方
肝細胞でエー(AFP)と驚く肝細胞癌。
対になる知識
前立腺癌ではPSAが特異的な腫瘍マーカーとして用いられ、肝細胞癌ではAFPやPIVKA-IIが用いられる。さらに、卵巣癌ではCA125、大腸癌や胃癌などの消化器癌ではCEAが上昇するなど、癌の種類に応じたマーカーの選択がなされる。
関連知識
腫瘍マーカーは癌のスクリーニング、診断補助、治療効果判定、および再発モニタリングに広く用いられる。しかし、悪性腫瘍だけでなく炎症などの良性疾患でも上昇することがあるため、確定診断には画像検査や組織診が必須となる。