ストレスなどによる交感神経活動亢進時にみられる反応はどれか。
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正解は2番
解説
交感神経系が活性化(亢進)すると、闘争か逃走か(fight-or-flight)の反応として、瞳孔散大、心拍数増加、気管支拡張、消化管運動抑制、血圧上昇などが生じる。したがって瞳孔散大は交感神経亢進時の反応である。
選択肢ごとの解説
- 1. 消化管運動の促進は副交感神経活動亢進時(休息と消化)にみられ、交感神経活動亢進時は消化管運動が抑制される。
- 2. 正解。交感神経系が活性化(亢進)すると、闘争か逃走か(fight-or-flight)の反応として、瞳孔散大、心拍数増加、気管支拡張、消化管運動抑制、血圧上昇などが生じる。したがって瞳孔散大は交感神経亢進時の反応である。
- 3. 心拍数の減少(徐脈)は副交感神経活動の亢進時にみられる反応であり、交感神経活動亢進時は心拍数が増加する。
- 4. 気管支の収縮は副交感神経活動の亢進時にみられる反応であり、交感神経活動亢進時は気管支が拡張して酸素取り込みを高める。
国試ポイント
交感神経亢進時の身体反応(瞳孔散大、心拍増加、気管支拡張、消化管抑制)と副交感神経優位時の反応を対比して確実に覚える。
覚え方
交感神経は「戦う・逃げる」=瞳孔をひらき(散大)、心臓をドキドキさせ、息をハーハー(気管支拡張)させる。
対になる知識
交感神経が優位になると、瞳孔散大、心拍数増加、気管支拡張、消化管運動抑制などが生じる。これに対し、副交感神経が優位になると、瞳孔縮小、心拍数減少、気管支収縮、消化管運動促進といった身体を休息させる反応が生じる。
関連知識
生体がストレスを受けた際、直ちに対応するために交感神経-副腎髄質系による急速なアドレナリン分泌などの応答が起こる。これに遅れて視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA軸)によるコルチゾール分泌などの持続的な応答が組み合わさる。