アレルギー性鼻炎の主な症状として正しい記述はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は1番
解説
アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギー反応によって引き起こされ、発作性・反復性のくしゃみ、鼻水(水様性鼻汁)、鼻閉、および鼻腔内の強い痒みが典型的な4大症状として認められる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギー反応によって引き起こされ、発作性・反復性のくしゃみ、鼻水(水様性鼻汁)、鼻閉、および鼻腔内の強い痒みが典型的な4大症状として認められる。
- 2. 膿性鼻汁は細菌感染を伴う副鼻腔炎や感染性鼻炎の特徴であり、アレルギー性鼻炎では通常、透明な水様性鼻汁がみられる。
- 3. アレルギー性鼻炎による鼻閉は通常、両側性であることが多く、片側性に限局することは稀である。
- 4. アレルギー性鼻炎ではアレルゲンに対する反応として鼻腔内や眼の痒みが強く生じるため、痒みがないというのは誤りである。
国試ポイント
アレルギー性鼻炎の4大主徴(くしゃみ、水様性鼻汁、鼻閉、鼻・眼の痒み)と、感染性鼻炎(膿性鼻汁)との鑑別が国家試験の基本である。
覚え方
アレルギー鼻炎の4大症状:く・す・び・か(くしゃみ・水様性鼻汁・鼻閉・痒み)
対になる知識
鼻炎の臨床症状の差異を対比して覚える。アレルギー性鼻炎では、発作性で反復性のくしゃみ、大量の水様性鼻汁、および両側性の鼻閉を主徴とする。これに対し、感染性や細菌性の鼻炎では、白血球や細菌の死骸を含む膿性鼻汁が持続し、発熱や局所の熱感などを伴うことが多い点が特徴である。
関連知識
アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギー反応に分類され、スギやヒノキなどの花粉、あるいはハウスダストやダニなどが主要なアレルゲンとなる。鼻粘膜の肥満細胞から放出されるヒスタミンなどが知覚神経や血管に作用して症状を引き起こし、気管支喘息などの他のアレルギー疾患を合併しやすい。