性周期において卵胞期に起こるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
卵胞期には、卵胞刺激ホルモン(FSH)の作用により卵胞が発育し、その卵胞から分泌されるエストロゲンによって子宮内膜が増殖・肥厚します。これは受精卵の着床に備えるための準備です。
選択肢ごとの解説
- 1. 受精卵の着床は、排卵後の黄体期に子宮内膜が分泌期を迎え、受精卵が子宮に到達した後に起こる現象です。卵胞期にはまだ受精は起きていません。 正しくは:受精卵の着床は黄体期に起こります。
- 2. 正解。卵胞期には、卵巣で発育する卵胞から分泌されるエストロゲンによって子宮内膜が増殖し、厚くなります。これは受精卵が着床するための準備段階です。
- 3. 基礎体温の上昇は、排卵後に黄体から分泌されるプロゲステロンの作用によるものであり、黄体期に起こります。卵胞期はエストロゲンの作用が優位なため、基礎体温は低温期です。 正しくは:基礎体温の上昇は黄体期に起こります。
- 4. プロゲステロン分泌の増加は、排卵後に形成される黄体から分泌されるホルモンの作用であり、黄体期に起こります。卵胞期は主にエストロゲンの分泌が優位です。 正しくは:プロゲステロン分泌の増加は黄体期に起こります。
国試ポイント
性周期における各期のホルモン変動とそれに伴う子宮内膜の変化、基礎体温の変化を正確に理解することが重要です。
混同注意
卵胞期と黄体期のホルモン動態および生理現象の違いを混同しやすいです。特にエストロゲンとプロゲステロンの主作用を明確に区別する必要があります。
次に同じ論点が出たら
性周期に関する問題が出題されたら、まず卵胞期、排卵期、黄体期のいずれの時期を問われているかを確認し、それぞれの時期に特徴的なホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、LH、FSH)の変動と、それによって起こる子宮内膜の変化、基礎体温の変化を結びつけて判断します。
覚え方
性周期に関する問題が出題されたら、まず卵胞期、排卵期、黄体期のいずれの時期を問われているかを確認し、それぞれの時期に特徴的なホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、LH、FSH)の変動と、それによって起こる子宮内膜の変化、基礎体温の変化を結びつけて判断します。
対になる知識
卵胞期と黄体期のホルモン動態および生理現象の違いを混同しやすいです。特にエストロゲンとプロゲステロンの主作用を明確に区別する必要があります。
関連知識
排卵は卵胞期の終わり、黄体期の始まりに起こります。黄体期にはプロゲステロンの分泌が増加し、子宮内膜は分泌期に入り、基礎体温が上昇します。月経は前周期の黄体機能退行により起こります。