帯状疱疹について正しい記述はどれか。
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正解は3番
解説
帯状疱疹は、過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏し、加齢や免疫低下に伴い再活性化して発症する。近年では、発症や重症化、合併症を防ぐためのワクチンによる予防接種が可能となっている。
選択肢ごとの解説
- 1. 帯状疱疹は神経支配領域に沿って片側性に出現するのが特徴であり、正中線を越えて両側性に広がることは稀である。
- 2. ウイルスの初回感染時は水痘(水ぼうそう)として発症し、帯状疱疹は潜伏していたウイルスの再活性化によって生じる。
- 3. 正解。帯状疱疹は、過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏し、加齢や免疫低下に伴い再活性化して発症する。近年では、発症や重症化、合併症を防ぐためのワクチンによる予防接種が可能となっている。
- 4. 帯状疱疹の原因ウイルスは水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)であり、単純ヘルペスウイルスとは異なる。
国試ポイント
帯状疱疹は「水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化」「神経支配領域に沿った片側性の水疱」「ワクチン予防可能」の3点が最重要ポイント。
覚え方
水痘のあとに(再活性化で)帯状疱疹。ワクチンで予防。
対になる知識
水痘・帯状疱疹ウイルスの初回感染時は全身性の発疹を伴う「水痘」を発症し、そのウイルスが神経節に潜伏したのちの再活性化では、神経支配領域に一致した片側性の帯状発疹を伴う「帯状疱疹」として発症する。
関連知識
治療には抗ヘルペスウイルス薬が用いられる。皮膚症状が治癒した後も神経痛が長期間持続する「帯状疱疹後神経痛」は、高齢者においてQOLを著しく低下させる重大な合併症の一つである。