褐色細胞腫で減少・低下するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
褐色細胞腫はカテコールアミンの過剰分泌により代謝が亢進するため、エネルギー消費が増大し、それに伴い体重減少が認められます。
選択肢ごとの解説
- 1. 褐色細胞腫ではカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)の過剰分泌により、血管収縮と心拍出量増加が起こり、血圧は上昇します。 正しくは:血圧は上昇(高血圧)します。
- 2. 正解。カテコールアミンの過剰分泌により基礎代謝が亢進し、エネルギー消費が増大するため、体重は減少します。
- 3. カテコールアミンの過剰分泌は交感神経を興奮させるため、アセチルコリン分泌を介して発汗は亢進します。 正しくは:発汗は増加(発汗過多)します。
- 4. カテコールアミンの過剰分泌により心臓へのβ1受容体刺激が亢進するため、心拍数が増加し、脈拍は速くなります(頻脈)。 正しくは:脈拍は増加(頻脈)します。
国試ポイント
褐色細胞腫の主要な症状と、カテコールアミン過剰分泌による身体への影響を理解することが重要です。
混同注意
体重減少は悪性腫瘍一般に見られる症状ですが、褐色細胞腫の場合は高代謝状態による特異的な機序であることを区別します。
次に同じ論点が出たら
褐色細胞腫が疑われる患者で、高血圧、頻脈、発汗過多、頭痛などの症状に加えて体重減少が認められる場合、カテコールアミン関連の検査(尿中VMA、メタネフリンなど)を検討します。
覚え方
褐色細胞腫が疑われる患者で、高血圧、頻脈、発汗過多、頭痛などの症状に加えて体重減少が認められる場合、カテコールアミン関連の検査(尿中VMA、メタネフリンなど)を検討します。
対になる知識
体重減少は悪性腫瘍一般に見られる症状ですが、褐色細胞腫の場合は高代謝状態による特異的な機序であることを区別します。
関連知識
褐色細胞腫の他の症状として、高血圧(発作性または持続性)、頻脈、頭痛、発汗過多、高血糖などがあります。これらはすべてカテコールアミン過剰分泌によるものです。