発熱、咳、痰、胸痛などの呼吸器症状を引き起こす肺の炎症はどれか。
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正解は1番
解説
肺炎は肺実質(肺胞など)に生じる炎症であり、生体防御反応として発熱、咳、膿性の痰、さらに胸膜への波及や胸郭の運動に伴う胸痛といった典型的な呼吸器症状を引き起こす。そのため、提示された症状と疾患の組み合わせとして肺炎が正解となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。肺炎は肺実質(肺胞など)に生じる炎症であり、生体防御反応として発熱、咳、膿性の痰、さらに胸膜への波及や胸郭の運動に伴う胸痛といった典型的な呼吸器症状を引き起こす。そのため、提示された症状と疾患の組み合わせとして肺炎が正解となる。
- 2. 狭心症は心筋虚血により胸痛を引き起こすが、発熱や咳、痰などの呼吸器症状を呈する疾患ではないため誤りである。
- 3. 肋間神経痛は胸部の神経の障害や圧迫によって生じる神経痛であり、呼吸や体動に伴って痛みが生じるが肺の炎症ではないため誤りである。
- 4. 食道けいれんは嚥下時に胸部から心窩部にかけての痛みや胸痛を伴うことがあるが、消化器系の運動異常であり呼吸器症状とは異なる。
国試ポイント
呼吸器疾患における代表的な主訴(咳、痰、胸痛、呼吸困難)と各疾患(肺炎、気胸、胸膜炎など)の特徴的な病態を結びつけて覚えることが国家試験では重要である。
覚え方
肺炎の4大呼吸器症状:発熱・咳・痰・胸痛(炎症による全身および局所反応)。
対になる知識
気胸は胸腔内に空気が貯留し肺が虚脱する病態である。 / 痰を伴わない咳を乾性咳嗽という。 / 動脈血酸素飽和度が正常でも、換気不全や肺血流異常などにより呼吸困難を呈することがある。
関連知識
肺炎は細菌やウイルスなどの病原体が肺胞に侵入して炎症を起こす。 / 胸痛は呼吸器疾患だけでなく、循環器疾患(心筋梗塞など)や消化器疾患、筋骨格系疾患でも生じうるため鑑別が必要となる。