慢性閉塞性肺疾患(COPD)の代表的な症状はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙などを主因として進行性の気流閉塞を生じる疾患であり、息切れや労作時呼吸困難、慢性的な咳や痰が特徴的な症状である。
選択肢ごとの解説
- 1. 乾性咳嗽は、痰を伴わない空咳であり、間質性肺炎や初期の気管支炎などで特徴的にみられる。
- 2. 正解。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙などを主因として進行性の気流閉塞を生じる疾患であり、息切れや労作時呼吸困難、慢性的な咳や痰が特徴的な症状である。
- 3. 発作性喘鳴は、気管支喘息の急性増悪時や気道狭窄時に特徴的に聴取される高音性の副雑音であり、COPDの主症状ではない。
- 4. 粘液膿性の痰は、細菌性肺炎や気管支拡張症などの感染を伴う呼吸器疾患でよくみられる。
国試ポイント
主要な呼吸器疾患(COPD、間質性肺炎、気管支喘息など)とそれぞれの主症状(労作時呼吸困難、乾性咳嗽、発作性喘息)を結びつけて覚える。
覚え方
COPD ⇄ 労作時呼吸困難、間質性肺炎 ⇄ 乾性咳嗽
対になる知識
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の代表的な臨床症状には、進行性の労作時呼吸困難や慢性咳嗽、喀痰などが挙げられる。これに対して、間質性肺炎では主に乾性咳嗽がみられ、気管支喘息では発作性の喘鳴や呼吸困難が特徴的な症状となる。
関連知識
COPDは、タバコ煙などの有害物質を長期にわたり吸入暴露することで肺に炎症が生じ、気流閉塞をきたす疾患群である。診断にはスパイロメトリーによる気管支拡張薬投与後の1秒率(FEV1/FVC)が70%未満であることの確認が必須である。