ネフローゼ症候群について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体基底膜の透過性亢進により、血中の大量のタンパク質が尿中に漏出し、その結果、血中のタンパク質濃度が低下する低蛋白血症を呈します。
選択肢ごとの解説
- 1. ネフローゼ症候群では、肝臓でのリポタンパク質合成亢進により、血清コレステロールは高値となります。 正しくは:血清コレステロールは高値となる。
- 2. 正解。ネフローゼ症候群では、糸球体からの大量の蛋白漏出により、血中のタンパク質が減少し、低蛋白血症を呈します。
- 3. ネフローゼ症候群では、糸球体からの大量の蛋白漏出があるため、尿蛋白は陽性となります。 正しくは:尿蛋白は陽性となる。
- 4. 小児ネフローゼ症候群の多くは微小変化型であり、ステロイド治療によく反応するため、予後は比較的良好です。 正しくは:小児では予後良好なことが多い。
国試ポイント
ネフローゼ症候群の主要な臨床症状(高コレステロール血症、低蛋白血症、尿蛋白陽性、浮腫)を正確に理解し、鑑別疾患との区別ができること。
混同注意
ネフローゼ症候群と急性糸球体腎炎の病態生理や検査所見を混同しないように注意が必要です。特に尿所見と蛋白の増減を区別する。
次に同じ論点が出たら
ネフローゼ症候群に関する問題が出題された際は、提示された検査値や症状が、低蛋白血症、高脂血症、浮腫、大量蛋白尿の4主徴に合致するかを確認して判断します。
覚え方
ネフローゼ症候群に関する問題が出題された際は、提示された検査値や症状が、低蛋白血症、高脂血症、浮腫、大量蛋白尿の4主徴に合致するかを確認して判断します。
対になる知識
ネフローゼ症候群と急性糸球体腎炎の病態生理や検査所見を混同しないように注意が必要です。特に尿所見と蛋白の増減を区別する。
関連知識
ネフローゼ症候群の診断基準には、大量の蛋白尿(1日3.5g以上)、低蛋白血症(血清総蛋白6.0g/dL以下、またはアルブミン3.0g/dL以下)、高コレステロール血症、浮腫が含まれます。小児の微小変化型ネフローゼ症候群はステロイド反応性が良く、予後良好です。