職種と主な業務内容の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
作業療法士は、身体機能や精神機能に障害を持つ人々に対し、ADL(日常生活活動)やIADL(手段的日常生活活動)の改善を目指し、様々な作業活動を用いて治療・指導を行います。自助具の作製は、利用者が生活をより自立して送れるように、既存の道具を改良したり、新しく開発したりする重要な業務の一つであり、作業療法士の専門性と密接に関連しています。
選択肢ごとの解説
- 1. 管理栄養士は、栄養状態の評価、栄養ケア計画の作成、栄養指導を主な業務とします。嚥下訓練は、主に言語聴覚士や摂食嚥下障害を専門とする医師、歯科医師、看護師、理学療法士、作業療法士が行います。 正しくは:管理栄養士は栄養指導や栄養管理、嚥下訓練は言語聴覚士。
- 2. 義肢装具士は、医師の処方に基づいて義肢や装具の採型、設計、製作、適合を行います。装具の処方を行うのは医師です。 正しくは:義肢装具士は装具の製作や適合、装具処方は医師。
- 3. 正解。作業療法士は、身体や精神に障害のある人が日常生活動作を円滑に行えるよう、道具の改造や新しい道具(自助具)の開発・作製を支援します。これは、残存機能を最大限に活用し、生活の質の向上を図る作業療法士の専門業務です。
- 4. ケアマネジャー(介護支援専門員)は、利用者の心身の状況や生活環境などに応じたケアプランを作成し、介護保険サービス事業者との連絡調整を行うのが主な業務です。入浴介助などの直接的な身体介護は、介護福祉士やホームヘルパーが行います。 正しくは:ケアマネジャーはケアプラン作成、入浴介助は介護福祉士やホームヘルパー。
国試ポイント
各医療専門職の役割と主な業務内容を正確に理解し、混同せずに区別することが求められます。特に、リハビリテーション関連職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)や介護保険関連職種(ケアマネジャー、介護福祉士など)の業務範囲は頻出です。
混同注意
リハビリテーション関連職種の業務(特に理学療法士と作業療法士の区別)、介護保険関連職種の業務範囲。
次に同じ論点が出たら
職種と業務内容の組合せ問題では、まず各職種の専門性と主要な治療・支援対象を思い出し、具体的な業務がその専門性と合致するかどうかで判断します。特に「訓練」「作製」「処方」「介助」といったキーワードに注目し、どの職種が主たる責任を持つかを区別します。
覚え方
職種と業務内容の組合せ問題では、まず各職種の専門性と主要な治療・支援対象を思い出し、具体的な業務がその専門性と合致するかどうかで判断します。特に「訓練」「作製」「処方」「介助」といったキーワードに注目し、どの職種が主たる責任を持つかを区別します。
対になる知識
リハビリテーション関連職種の業務(特に理学療法士と作業療法士の区別)、介護保険関連職種の業務範囲。
関連知識
理学療法士は基本動作能力の回復(立つ、座る、歩くなど)を主に担当し、運動療法や物理療法を行います。言語聴覚士は、摂食嚥下訓練や言語機能訓練、コミュニケーション支援を担当します。ケアマネジャーは介護保険サービスの計画作成や調整を行い、実際の身体介護は介護福祉士やホームヘルパーが行います。