軸索反射の生理学的特徴はどれか。
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正解は4番
解説
軸索反射は、感覚神経の末梢から逆方向にインパルスが伝導し、枝分かれした別の末梢終末からサブスタンスPやCGRPなどの神経ペプチドを放出する現象である。ニューロンの分枝内で完結するため、シナプスを介さない。
選択肢ごとの解説
- 1. 軸索反射は神経の枝分かれ内で完結し、シナプスを介さないため多シナプス反射ではない。
- 2. 軸索反射は末梢の感覚神経の枝分かれした軸索内だけで興奮が伝導するため、中枢神経系を必ず経由しない仕組みである。
- 3. 軸索反射は感覚神経(求心性神経)の軸索を逆行性・遠心性に興奮が伝わることで生じ、交感神経の興奮によるものではない。
- 4. 正解。軸索反射は、感覚神経の末梢から逆方向にインパルスが伝導し、枝分かれした別の末梢終末からサブスタンスPやCGRPなどの神経ペプチドを放出する現象である。ニューロンの分枝内で完結するため、シナプスを介さない。
国試ポイント
軸索反射のメカニズム(シナプスを介さない、感覚神経の枝分かれ、サブスタンスPやCGRPの放出)を確実に理解しているかが問われる。
覚え方
軸索反射は「シナプスなし、中枢もなし」の単一神経内ネットワーク。
対になる知識
通常の反射は中枢神経系を介し、少なくとも1箇所以上のシナプスを経由する。一方、軸索反射は末梢の神経線維の枝分かれを利用してシナプスを一切介さずに起こる特殊な求心・遠心性の局所反射である。
関連知識
鍼刺激を加えた際に刺鍼局所の周囲に生じる発赤(フレア反応)は、侵害受容器の興奮に伴う軸索反射によって血管拡張物質が放出され、局所の血流が増加する生理学的機序によって説明される。