天応穴の特徴はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
天応穴は、病変部位や病態に応じて体表に反応点として出現するものであり、特定の解剖学的位置に固定されているわけではありません。そのため、患者の訴えや触診などによって変動的に見出される特徴があります。
選択肢ごとの解説
- 1. 天応穴は特定の経脈上に固定されて出現するものではなく、病態に応じて不定の場所に現れます。十四経脈上にあるのは「経穴(定穴)」の特徴です。 正しくは:十四経脈上にあるのは経穴(定穴)である。
- 2. 天応穴は病態に応じて出現するため、主治が一定しているわけではありません。主治が定まっているのは十四経脈上の経穴(定穴)です。 正しくは:主治が定まっているのは経穴(定穴)である。
- 3. 天応穴の概念は、特定の年代に定められたものではなく、古くから経験的に知られているものです。1901年以降に定められたという事実はありません。 正しくは:天応穴の概念は経験的に古くから知られている。
- 4. 正解。天応穴は、患者の病態や症状と関連して、体表に圧痛、硬結、皮膚の変化などの反応点として出現するものです。これが天応穴の最も重要な特徴です。
国試ポイント
天応穴の概念と、経穴や阿是穴との違いを理解することが重要です。天応穴は病態と密接に関連して出現する反応点であり、固定された経穴とは異なります。
混同注意
天応穴は「阿是穴」と非常に混同しやすいですが、阿是穴は一般的に痛みを主訴とする部位を指し、その場で治療点として利用されるのに対し、天応穴は病態との関連性に着目した反応点として、診断的価値も持ちます。ただし、両者はしばしば重なり合います。
次に同じ論点が出たら
次回の問題では、「天応穴」「阿是穴」「十四経脈上の経穴(定穴)」それぞれの定義と特徴(固定性、出現条件、主治の有無など)を正確に把握しているかを確認する設問が出題されると判断します。
覚え方
次回の問題では、「天応穴」「阿是穴」「十四経脈上の経穴(定穴)」それぞれの定義と特徴(固定性、出現条件、主治の有無など)を正確に把握しているかを確認する設問が出題されると判断します。
対になる知識
天応穴は「阿是穴」と非常に混同しやすいですが、阿是穴は一般的に痛みを主訴とする部位を指し、その場で治療点として利用されるのに対し、天応穴は病態との関連性に着目した反応点として、診断的価値も持ちます。ただし、両者はしばしば重なり合います。
関連知識
天応穴の概念は、経絡治療や診断において用いられる身体診察の一部です。触診による圧痛、硬結、陥凹、発赤、色素沈着などの反応点を捉えることが診断や治療戦略の立案に役立ちます。また、十四経脈上の経穴は「定穴」と呼ばれ、特定の解剖学的部位に位置し、それぞれに固有の主治を持ちます。