打鍼法で用いる鍼の鍼尖形状はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
打鍼法は接触鍼の一種であり、皮膚に刺入しないため、鍼尖は皮膚を傷つけないよう丸みを帯びた形状をしています。スリオロシ形は、その名の通り先端が擦りおろしたように鈍く丸みを帯びており、打鍼法に適した形状です。これにより、皮膚への過度な刺激や損傷を防ぎながら、接触刺激による効果を期待できます。
選択肢ごとの解説
- 1. 卵形は、一般的に知られる鍼の鍼尖形状としては一般的ではありません。刺入鍼にも接触鍼にも直接的に分類される主要な形状ではありません。 正しくは:スリオロシ形
- 2. 松葉形は、主に刺入鍼(毫鍼など)の鍼尖形状として用いられます。先端が鋭利であり、皮膚に刺入することを目的としているため、打鍼法には不適切です。 正しくは:スリオロシ形
- 3. ノゲ形も松葉形と同様に、主に刺入鍼(毫鍼など)の鍼尖形状として用いられます。先端が鋭利であり、皮膚に刺入することを目的としているため、打鍼法には不適切です。 正しくは:スリオロシ形
- 4. 正解。スリオロシ形は、鍼尖が鈍く丸みを帯びた形状であり、皮膚に刺入せず接触させる打鍼法に最も適しています。皮膚を傷つけずに刺激を与えることが可能です。
国試ポイント
打鍼法に用いられる鍼の鍼尖形状が「スリオロシ形」であることを正確に覚える。各治療法と使用される鍼の種類・形状を結びつけて理解することが重要です。
混同注意
打鍼法は刺入を伴わない接触鍼法であり、鍼尖が丸いスリオロシ形が用いられます。これに対し、一般的な毫鍼などの刺入鍼は鋭利な先端形状(松葉形やノゲ形など)をしており、この違いを混同しないように区別することが肝要です。
次に同じ論点が出たら
次に打鍼法に関する問題が出た場合は、打鍼法が「刺入しない接触鍼」であることを想起し、その特性に合致する「皮膚を傷つけない丸い鍼尖形状」の選択肢を選ぶと判断します。
覚え方
次に打鍼法に関する問題が出た場合は、打鍼法が「刺入しない接触鍼」であることを想起し、その特性に合致する「皮膚を傷つけない丸い鍼尖形状」の選択肢を選ぶと判断します。
対になる知識
打鍼法は刺入を伴わない接触鍼法であり、鍼尖が丸いスリオロシ形が用いられます。これに対し、一般的な毫鍼などの刺入鍼は鋭利な先端形状(松葉形やノゲ形など)をしており、この違いを混同しないように区別することが肝要です。
関連知識
打鍼法は、鍼管に収めた鍼を上から木槌などで叩いて皮膚に接触させる治療法で、中国や日本で古くから用いられてきました。その他、小児鍼などの接触鍼も皮膚を傷つけない丸い鍼尖を持ちます。各鍼法の特性とそれに適した鍼具の関連性を理解しましょう。