フォンテインの分類により重症度を確認するのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
フォンテーヌ分類は、閉塞性動脈硬化症(ASO)など末梢動脈疾患の重症度を評価するために用いられる分類である。これは、症状の有無、間欠性跛行の程度、安静時疼痛、潰瘍・壊疽の有無によって病期を段階分けし、治療方針決定の重要な指標となるため選択肢3が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 深部静脈血栓症の重症度確認にフォンテーヌ分類は用いない。これは静脈系の疾患であり、フォンテーヌ分類は動脈系の疾患に適用される。 正しくは:深部静脈血栓症の診断には超音波検査やDダイマー、重症度評価には修正Wellsスコアなどが用いられる。
- 2. 腰部脊柱管狭窄症の重症度確認にフォンテーヌ分類は用いない。これは脊椎の疾患であり、神経症状を主とする。 正しくは:腰部脊柱管狭窄症の重症度評価には、問診(間欠性跛行の距離、しびれの程度)、身体所見、画像診断(MRI)などが用いられる。
- 3. 正解。フォンテーヌ分類は、閉塞性動脈硬化症の症状の有無から、間欠性跛行、安静時疼痛、組織壊死の有無に基づき、I度からIV度までの重症度を分類する指標である。したがって、本選択肢が正しい。
- 4. 腰椎椎間板ヘルニアの重症度確認にフォンテーヌ分類は用いない。これは脊椎の疾患であり、神経根圧迫による症状を主とする。 正しくは:腰椎椎間板ヘルニアの重症度評価には、疼痛の程度、神経学的所見(感覚障害、運動麻痺、反射異常)、画像診断(MRI)などが用いられる。
国試ポイント
フォンテーヌ分類が閉塞性動脈硬化症の重症度分類であることを覚える。各病期(I〜IV度)の症状内容と、それに対応する治療選択肢を理解することが重要である。
混同注意
他の疾患の重症度分類や、深部静脈血栓症などの静脈系疾患と混同しやすい。フォンテーヌ分類は動脈系の血流障害の評価に特化していることを明確に区別する。
次に同じ論点が出たら
今後同様の論点が出題された場合、「フォンテーヌ分類」というキーワードを見つけたら、それが「閉塞性動脈硬化症」と関連する重症度分類であることを第一に判断する。
覚え方
今後同様の論点が出題された場合、「フォンテーヌ分類」というキーワードを見つけたら、それが「閉塞性動脈硬化症」と関連する重症度分類であることを第一に判断する。
対になる知識
他の疾患の重症度分類や、深部静脈血栓症などの静脈系疾患と混同しやすい。フォンテーヌ分類は動脈系の血流障害の評価に特化していることを明確に区別する。
関連知識
閉塞性動脈硬化症の疫学、危険因子(糖尿病、高血圧、脂質異常症、喫煙)、診断方法(ABI、MRA、CTアンギオ)、治療法(運動療法、薬物療法、血行再建術:カテーテル治療、バイパス手術)についても合わせて学習する。