三叉神経痛のうち、主に第1枝(眼窩上神経領域)の痛みに対応する局所治療穴はどれか。
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正解は4番
解説
陽白は眉毛中央上方1寸に位置し、三叉神経第1枝(眼神経)領域の眼窩上神経痛や前頭部の頭痛に対する局所治療穴として適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. 四白は眼窩下孔に位置し、三叉神経第2枝(上顎神経)領域の疼痛に対する局所治療穴である。
- 2. 頬車は下顎角前方にある経穴であり、咀嚼筋の緊張や下顎部(第3枝領域)の痛みに用いられる。
- 3. 迎香は鼻翼外縁中央の外方、鼻唇溝中にある胃経の経穴である。これは主に鼻炎や鼻閉、顔面神経麻痺などの治療に用いられるものであり、三叉神経第1枝領域の痛みに対応する局所治療穴ではない。
- 4. 正解。陽白は眉毛中央上方1寸に位置し、三叉神経第1枝(眼神経)領域の眼窩上神経痛や前頭部の頭痛に対する局所治療穴として適切である。
国試ポイント
三叉神経の3つの枝(眼神経・上顎神経・下顎神経)と、それぞれに対応する経穴(陽白・四白・下関など)の位置関係を問う問題が出やすい。
覚え方
第1枝は陽白(眉上)、第2枝は四白(目の下)、第3枝は下関・頬車(下顎)。
対になる知識
三叉神経痛に対する局所治療穴として、第1枝領域には陽白や魚腰、印堂が用いられる。第2枝領域には四白や迎香が選ばれ、第3枝領域には下関や頬車などの経穴が選定され、障害されている三叉神経の枝に対応した正確な刺鍼部位の選択が重要となる。
関連知識
三叉神経痛は、三叉神経が脳幹部から移行する頭蓋底の出口付近において、周囲の脳血管による圧迫を受けて発症することが多い。第2枝の上顎神経領域に相当する四白は、胃経の経穴であり眼窩下孔の直下に位置し、顔面部の臨床で多用される。