脳卒中後のBrünnstromによる運動回復段階分類において、共同運動からの分離運動が開始され、痙縮も減少し始めるステージはどれか。
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正解は1番
解説
Brünnstromステージ分類のステージⅣでは、共同運動のパターンから一部の関節を独立して動かす「分離運動」が開始され、同時に痙縮が減少し始める特徴がある。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。Brünnstromステージ分類のステージⅣでは、共同運動のパターンから一部の関節を独立して動かす「分離運動」が開始され、同時に痙縮が減少し始める特徴がある。
- 2. ステージⅡは、わずかな共同運動と痙縮が同時に現れ始める段階であり、随意的な運動はまだほとんど認められない。
- 3. ステージⅢは、共同運動の全体像が随意的に可能になり、痙縮が最も強くなる(ピークを迎える)段階である。
- 4. ステージⅤは、共同運動から完全に分離した複雑な運動が随意的に可能となり、痙縮がさらに大きく減弱する段階である。
国試ポイント
ブルンストロームステージⅠ〜Ⅵの各段階における「共同運動」「分離運動」「痙縮の強さ」の状態を正確に把握しておく必要がある。
覚え方
ステージⅡ=現れる、ステージⅢ=最大、ステージⅣ=分離・減少、ステージⅤ=複雑・減弱
対になる知識
Brünnstromによる運動回復段階分類のステージⅠは弛緩性麻痺であり麻痺や痙縮はみられない。ステージⅢは共同運動随意優位で痙縮が最大となる。一方、ステージⅥは痙縮が消失し正常に近い巧緻運動が可能となる。
関連知識
共同運動とは錐体路障害により特定の筋群が分化せず一体となって動くパターンであり、脳卒中片麻痺の回復期初期によくみられる。痙縮は上位運動ニューロン障害による速度依存性の筋緊張亢進であり、伸張反射の異常亢進がその本態である。