五行論において、「金」に属する臓から相剋関係で剋される「木」に属する臓の生理作用はどれか。
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正解は2番
解説
五行論において「金」に属する臓は肺であり、「木」に属する臓は肝である。相剋関係において金(肺)は木(肝)を剋する(金剋木)。この「木」に属する肝の生理作用は、全身の気血津液の運行を円滑にする「疏泄を主る」ことである。
選択肢ごとの解説
- 1. 水を主ることは「水」に属する腎の生理作用である。本問が問う「木」の臓腑の作用ではない。
- 2. 正解。五行論において「金」に属する臓は肺であり、「木」に属する臓は肝である。相剋関係において金(肺)は木(肝)を剋する(金剋木)。この「木」に属する肝の生理作用は、全身の気血津液の運行を円滑にする「疏泄を主る」ことである。
- 3. 運化を主ることは「土」に属する脾の生理作用である。本問が問う「木」の臓腑の作用ではない。
- 4. 血脈を主ることは「火」に属する心の生理作用である。本問が問う「木」の臓腑の作用ではない。
国試ポイント
五行の配当(木・火・土・金・水と五臓の組み合わせ)と、各臓腑の主たる生理作用(疏泄、運化、血脈、宣発粛降、水など)を正確に結びつけて覚える必要がある。
覚え方
もく(木)のかん(肝)はそせつ(疏泄)、ど(土)のひ(脾)はうんか(運化)、すい(水)のじん(腎)はみず(水)
対になる知識
五行における五臓の分類は、木=肝(疏泄を主る)、火=心(血脈を主る)、土=脾(運化を主る)、金=肺(宣発粛降を主る)、水=腎(水を主る)であり、それぞれの生理作用を担っている。
関連知識
五行の相生関係(木生火、火生土、土生金、金生水、水生木)と相剋関係(木剋土、土剋水、水剋火、火剋金、金剋木)の順序は、臓腑間の病理的波及や相侮・相乗を理解する上で必須の知識である。