45歳の女性。心窩部右側の強い痛みと悪心があり近医を受診。血中コレステロール、中性脂肪はともに高値でBMIは27。右肩への放散痛があり、マーフィー徴候は陽性。背部叩打痛と便通異常はない。 主訴を主治する奇穴を取穴する場合の指標として最も適切なのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
動作時の呼吸困難と樽状胸郭、1秒率の低下、肺野の透過性亢進は、閉塞性肺疾患、特に肺気腫を示唆する所見である。ブリンクマン指数は喫煙歴の指標であり、940は重度の喫煙歴があることを示し、肺気腫のリスクを高める。したがって、これら全てが肺気腫の診断を強く支持する。
選択肢ごとの解説
- 1. 腰三角は解剖学的な部位であり、肺気腫の診断指標とはならない。主訴を主治する奇穴を取穴する際の指標という問題文とは全く異なる。
- 2. 膝蓋骨底は膝蓋骨の最も上方の辺縁を指し、これも肺気腫の診断とは無関係である。主訴を主治する奇穴を取穴する際の指標という問題文とは全く異なる。
- 3. 膝蓋靱帯は膝蓋骨と脛骨粗面を結ぶ靱帯であり、これも肺気腫の診断とは無関係である。主訴を主治する奇穴を取穴する際の指標という問題文とは全く異なる。
- 4. 正解。本問は、奇穴「陽陵泉」を取穴する際の指標を問う問題と解釈できる。陽陵泉は腓骨頭の前下縁にあり、主訴を主治する奇穴としての役割も持つ。したがって、腓骨頭は重要な指標となる。
国試ポイント
肺気腫の診断基準となる臨床所見、呼吸機能検査所見、画像所見、および喫煙歴の重要性を理解する。
混同注意
拘束性肺疾患との鑑別が重要。拘束性肺疾患では1秒率は正常または上昇し、全肺気量や残気量が減少する傾向がある。
次に同じ論点が出たら
今後同様の問題が出題された場合、呼吸困難のタイプ(労作時か安静時か)、胸郭の形態変化、呼吸機能検査での1秒率や肺気量の変化、胸部X線所見(透過性亢進や横隔膜低位)、喫煙歴(ブリンクマン指数)の有無を総合的に判断する。
覚え方
今後同様の問題が出題された場合、呼吸困難のタイプ(労作時か安静時か)、胸郭の形態変化、呼吸機能検査での1秒率や肺気量の変化、胸部X線所見(透過性亢進や横隔膜低位)、喫煙歴(ブリンクマン指数)の有無を総合的に判断する。
対になる知識
拘束性肺疾患との鑑別が重要。拘束性肺疾患では1秒率は正常または上昇し、全肺気量や残気量が減少する傾向がある。
関連知識
肺気腫の主な原因は喫煙であり、治療は禁煙が基本。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は慢性気管支炎と肺気腫の総称である。