ストレス誘発性鎮痛において、下垂体前葉から放出されるのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
b-エンドルフィンは下垂体前葉から分泌される内因性オピオイドであり、ストレス状況下で放出され、鎮痛作用を発揮します。これはストレス誘発性鎮痛の主要なメカニズムの一つです。
選択肢ごとの解説
- 1. オキシトシンは主に下垂体後葉から分泌され、社会的結合や分娩・射乳に関与しますが、ストレス誘発性鎮痛の主要な因子ではありません。 正しくは:オキシトシンは下垂体後葉から分泌され、分娩や射乳、社会行動に関与するホルモンである。
- 2. アドレナリンは主に副腎髄質から分泌されるカテコールアミンであり、交感神経系の活性化やストレス反応に関与しますが、下垂体前葉からの放出ではありません。 正しくは:アドレナリンは副腎髄質から分泌されるホルモンである。
- 3. コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドであり、ストレス応答において血糖値上昇や免疫抑制などに関与しますが、下垂体前葉からの直接の放出ではありません。ACTHが下垂体前葉から分泌され、コルチゾール分泌を促進します。 正しくは:コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンであり、下垂体前葉から分泌されるACTHによって分泌が促進される。
- 4. 正解。b-エンドルフィンは下垂体前葉から分泌される内因性オピオイドであり、ストレス誘発性鎮痛の主要なメディエーターです。
国試ポイント
ストレス誘発性鎮痛に関わる神経伝達物質とその産生部位を覚えること。
混同注意
ストレス応答に関わるホルモンは多岐にわたるため、分泌部位と作用を正確に区別することが重要です。
次に同じ論点が出たら
ストレス誘発性鎮痛に関する問題が出た場合、内因性オピオイドの種類とその主要な分泌・産生部位(特に下垂体前葉からのb-エンドルフィン)に注目して判断します。
覚え方
ストレス誘発性鎮痛に関する問題が出た場合、内因性オピオイドの種類とその主要な分泌・産生部位(特に下垂体前葉からのb-エンドルフィン)に注目して判断します。
対になる知識
ストレス応答に関わるホルモンは多岐にわたるため、分泌部位と作用を正確に区別することが重要です。
関連知識
内因性オピオイドにはb-エンドルフィンの他にエンケファリンやダイノルフィンがあり、これらは脳内の異なる部位で産生され、疼痛抑制に関与します。