風池の部位について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は1番
解説
風池は足少陽胆経の経穴であり、後頭骨の下方、乳様突起の下方で、胸鎖乳突筋と僧帽筋の付着部の間の陥凹部に位置する。この部位は後頭下筋群が集中する解剖学的要所であり、頭痛や眼精疲労、頸部のこりに対して頻用される。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。風池は足少陽胆経の経穴であり、後頭骨の下方、乳様突起の下方で、胸鎖乳突筋と僧帽筋の付着部の間の陥凹部に位置する。この部位は後頭下筋群が集中する解剖学的要所であり、頭痛や眼精疲労、頸部のこりに対して頻用される。
- 2. 輪状軟骨と同じ高さ、胸鎖乳突筋後縁に位置するのは、天鼎(手陽明大腸経)の説明である。
- 3. 下顎角と同じ高さで胸鎖乳突筋後方の陥凹部に位置するのは、天牖(手の少陽三焦経)の説明である。
- 4. 下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前縁に位置するのは、天容(手太陽小腸経)の説明である。
国試ポイント
頸部にある「天」のつく経穴(天牖、天容、天鼎、天衝など)や、胸鎖乳突筋を指標とする経穴の位置関係はよく問われる。筋肉の付着部や高さを正確に把握すること。
覚え方
風池は後頭部で胸鎖乳突筋と僧帽筋にはさまれた陥凹部(うなじのくぼみ)。
対になる知識
天牖=下顎角と同じ高さ、胸鎖乳突筋後方 / 天容=下顎角後方、胸鎖乳突筋前縁 / 天鼎=輪状軟骨と同じ高さ、胸鎖乳突筋後縁 / 風池=乳様突起下方、胸鎖乳突筋と僧帽筋の間
関連知識
頸部および後頭部の経穴は、胸鎖乳突筋や僧帽筋といった強力な表層筋の付着部や前縁・後縁を基準にして取穴されることが多い。風池の深部には椎骨動脈や延髄などの重要構造が存在するため、刺入の深さや角度には十分な解剖学的配慮が求められる。