焦灼灸について最も適切なのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
焦灼灸は、艾炷を燃焼し尽くして灰になるまで皮膚に接触させる直接灸の一種であり、強い刺激を与えることで、ウオノメやイボなどの角質増殖性疾患の治療に用いられます。強い熱刺激により組織が変性・壊死することで、病変部の除去を促進する機序が期待されます。
選択肢ごとの解説
- 1. 焦灼灸は直接灸の一種であり、隔物灸ではありません。隔物灸は、皮膚と艾炷の間にショウガやニンニクなどを挟んで施灸するものです。 正しくは:焦灼灸は直接灸の一種である。
- 2. 焦灼灸は艾炷を燃焼し尽くして灰になるまで施灸するものであり、燃焼の途中で取り去るのは知熱灸の特徴です。 正しくは:艾炷を燃焼し尽くす。
- 3. 正解。焦灼灸は、ウオノメやイボなどの角質増殖性疾患に対して、その硬結部を除去する目的で用いられるため、最も適切な記述です。
- 4. 温熱効果と薬理効果の両方が期待できるのは隔物灸(例:ショウガ灸やニンニク灸)の特徴であり、焦灼灸は主に熱刺激による組織変性効果を目的とします。 正しくは:熱刺激による組織変性効果が期待できる。
国試ポイント
焦灼灸の定義、適応疾患、および施灸方法を正確に覚えることが重要です。
混同注意
焦灼灸と打膿灸、または知熱灸との区別が混同しやすい点です。焦灼灸は火傷を作り病変を除去することを目的とするのに対し、打膿灸は化膿を促すことで免疫反応を引き出し、知熱灸は火傷を避け温熱刺激を与えることを目的とします。
次に同じ論点が出たら
「焦灼灸」という用語が出題された場合、その施灸方法(燃焼し尽くす直接灸)と主な適応症(ウオノメ、イボなど)のキーワードを探して判断します。
覚え方
「焦灼灸」という用語が出題された場合、その施灸方法(燃焼し尽くす直接灸)と主な適応症(ウオノメ、イボなど)のキーワードを探して判断します。
対になる知識
焦灼灸と打膿灸、または知熱灸との区別が混同しやすい点です。焦灼灸は火傷を作り病変を除去することを目的とするのに対し、打膿灸は化膿を促すことで免疫反応を引き出し、知熱灸は火傷を避け温熱刺激を与えることを目的とします。
関連知識
直接灸の種類(透熱灸、打膿灸、焦灼灸など)とそれぞれの特徴、間接灸の種類(隔物灸、棒灸など)とそれぞれの特徴、および各灸法の適応疾患についても関連付けて学習すると良いでしょう。