病気の解説

アルツハイマー病

別名:アルツハイマー、アルツハイマー型痴呆、アルツハイマー型老年性痴呆症、アルツハイマー型認知症

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受診の目安

アルツハイマー病の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

アルツハイマー病は、記憶や思考、行動に影響を与える進行性の脳の病気です。症状は徐々に進行し、初期には新しい記憶を形成することが難しくなったり、人格の変化が見られることがあります。アルツハイマー病の原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因が関与していることが知られています。特定の遺伝子の異常がリスクに影響を与える可能性があり、家族内での遺伝も見られることがあります。

主な症状

アルツハイマー病の主な症状には、記憶障害、言語の問題、人格の変化、見当識障害、日常生活の行動に関する問題などがあります。特に最近の出来事を忘れることが顕著で、初期には感情的な反応が乏しくなったり、抑うつ状態になることもあります。症状は個人によって異なり、徐々に進行していきます。

原因

アルツハイマー病の原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因が影響していることがわかっています。約5~15%の症例では家族内での遺伝が認められ、特定の遺伝子の異常が関与している可能性があります。特に、アポリポタンパク質E(apoE)という遺伝子がリスクに影響を与えることが知られています。

検査と診断

診断

アルツハイマー病の診断は、医師による評価や精神状態検査、血液検査、画像検査などを通じて行われます。患者やその家族からの情報をもとに、認知症の有無やその原因を特定します。特に、最近の出来事を忘れることや新しい記憶を形成できないことが症状として現れることが多いです。

治療

治療

アルツハイマー病の治療には、安全対策や患者の支援が含まれます。また、精神機能を改善する可能性のある薬剤もあります。治療方針は、患者本人や家族、医療従事者が話し合って決定することが重要です。

使われる薬

アルツハイマー病の治療に用いられる薬剤には、コリンエステラーゼ阻害薬やメマンチンがあります。これらの薬剤は、記憶や学習に関与する神経伝達物質の濃度を上昇させることで、症状を一時的に改善する可能性があります。ただし、病気の進行を遅らせるわけではありません。

脳神経内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。