病気の解説

原発性アルドステロン症

別名:Conn症候群、コン症候群

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受診の目安

原発性アルドステロン症では、拡張期高血圧、多尿、多飲、そして低カリウム血症による腎症が見られます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

原発性アルドステロン症は、高血圧や低カリウム血症を伴う疾患です。主な症状には、拡張期高血圧、多尿、多飲、そして低カリウム血症による腎症が見られます。また、高ナトリウム血症や循環血液量の増加、低カリウム性アルカローシスが起こることもあります。これにより、筋力低下や錯感覚、一過性の麻痺、テタニーといった症状が現れることがありますが、多くの場合、唯一の症状は軽度から中等度の高血圧です。浮腫はまれに見られます。

検査と診断

診断

原発性アルドステロン症の診断には、血液中の電解質や血漿アルドステロン、血漿レニン活性(PRA)の測定が行われます。特に、高血圧と低カリウム血症を持つ患者で疑われることが多いですが、血中カリウム濃度が正常で治療に反応しない高血圧の患者でも診断されることがあります。検査は、レニン-アンジオテンシン系に影響を与える薬剤を中止した後に行うのが理想的です。原発性アルドステロン症の患者では、血漿アルドステロン値が通常15ng/dLを超え、血漿レニン活性は低値となります。

治療

治療

原発性アルドステロン症の治療には、腫瘍の外科的切除や、過形成に対する薬物療法が含まれます。腫瘍がある場合は、腹腔鏡下での切除が推奨されます。腺腫を切除した後は、ほとんどの患者で血清カリウム値が正常化し、血圧も低下します。一方、副腎過形成の患者では、手術後も高血圧が持続することが多く、通常はスピロノラクトンなどのアルドステロン拮抗薬で管理されます。スピロノラクトンは、初めは50mgから始め、1日1回の服用で、必要に応じて量を増やしていきます。また、エプレレノンという薬も使用されることがあります。

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出典

参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。