肺門を通るのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
肺門は肺の根部にある構造で、気管支、肺動脈、肺静脈、リンパ管、神経が通過します。気管支動脈は、気管支や肺組織に栄養を供給するための動脈であり、これらの主要な構造物とともに肺門を通ります。
選択肢ごとの解説
- 1. 横隔神経は肺門を通らず、縦隔胸膜と心膜の間を走行し、横隔膜に至ります。 正しくは:横隔神経は、肺門ではなく縦隔胸膜と心膜の間を走行し横隔膜を支配する神経です。
- 2. 気管は肺門の手前で左右の主気管支に分岐し、その主気管支が肺門を通ります。気管そのものは肺門を通過しません。 正しくは:気管そのものは肺門を通らず、左右の主気管支に分かれた後に肺門を通ります。
- 3. 正解。気管支動脈は、大動脈から分岐し、気管支や肺組織に栄養を供給するため、他の血管や気管支とともに肺門を通過します。
- 4. 胸管は体内で最大のリンパ管であり、横隔膜の大動脈裂孔を通過して上行し、左鎖骨下静脈と内頸静脈の合流部付近に開口します。肺門を通過する構造ではありません。 正しくは:胸管は肺門を通らず、主に胸腔の後方を上行します。
国試ポイント
肺門を通過する主要な構造(気管支、肺動脈、肺静脈、気管支動脈、神経、リンパ管)を理解し覚えること。
混同注意
肺門を通る構造と、肺門の周囲を走行するが肺門自体は通過しない構造(例:横隔神経)を混同しやすいです。また、肺門を通る「気管支」と、さらに上流にある「気管」も混同されやすい点です。
次に同じ論点が出たら
肺門に関する問題が出た際は、「肺門を通過する主要な6つの構造(気管支、肺動脈、肺静脈、気管支動脈、神経、リンパ管)」に該当するかどうかで判断します。
覚え方
肺門に関する問題が出た際は、「肺門を通過する主要な6つの構造(気管支、肺動脈、肺静脈、気管支動脈、神経、リンパ管)」に該当するかどうかで判断します。
対になる知識
肺門を通る構造と、肺門の周囲を走行するが肺門自体は通過しない構造(例:横隔神経)を混同しやすいです。また、肺門を通る「気管支」と、さらに上流にある「気管」も混同されやすい点です。
関連知識
肺門は、肺の根部にあたり、肺門部リンパ節が存在します。また、肺動脈は静脈血を運び、肺静脈は動脈血を運ぶという特殊な関係も合わせて覚えておきましょう。