難聴、耳鳴り、肩甲骨部の痛みを特徴とする経脈病証はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
手の太陽小腸経の経脈病証は、耳鳴り、難聴、肩甲骨部や頸部の痛み、咽頭腫痛などを特徴とする。小腸経の循行が耳中や肩甲骨をめぐるため、この部位に病証が現れやすい。
選択肢ごとの解説
- 1. 手の太陰肺経の病証は、胸苦しさ、手掌のほてり、咳、息切れなどを特徴とする。本問の耳鳴りや肩甲骨部痛とは異なる。
- 2. 正解。手の太陽小腸経の経脈病証は、耳鳴り、難聴、肩甲骨部や頸部の痛み、咽頭腫痛などを特徴とする。小腸経の循行が耳中や肩甲骨をめぐるため、この部位に病証が現れやすい。
- 3. 手の陽明大腸経の病証は、咽喉の愁訴や、外側前腕皮神経が分布する部位の痛みを特徴とする。本問の耳症状や肩甲骨痛ではない。
- 4. 足の陽明胃経の病証は、前頸部腫脹、顔面神経麻痺、腹痛、膝関節の腫れなどを特徴とする。本問の病証とは一致しない。
国試ポイント
十二経脈の病証において、耳鳴りや難聴、肩甲骨痛といえば「手の太陽小腸経」または「手・足の少陽経」を想起できるようにする。
覚え方
小腸経は耳と肩甲骨をめぐる
対になる知識
手の太陽小腸経の病証としては、本問にある難聴や耳鳴りのほか、肩甲骨部から上腕後内側にかけての痛みが特徴的である。これに対して、手の陽明大腸経の病証では、喉の痛みや歯痛、外側前腕の痛みなどが現れる違いがある。
関連知識
経脈の循行部位とそこで生じる病証は密接に関連している。各経脈が頭面部、胸腹部、四肢のどこを通過するかをセットで覚えることで、経脈病証の問題において正確に解答を導き出すことが可能になる。