急性骨髄性白血病について正しい記述はどれか。
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正解は4番
解説
急性骨髄性白血病(AML)は、骨髄中で未熟な骨髄系細胞(骨髄芽球など)が腫瘍性・異常に増殖し、正常な造血機能を著しく阻害する造血器悪性腫瘍である。これにより、正常な赤血球、白血球、血小板の産生が低下する。
選択肢ごとの解説
- 1. 分化したリンパ系細胞が主体となって増殖するのは、急性リンパ性白血病や悪性リンパ腫などの特徴であり、骨髄系細胞の未熟球が増殖する急性骨髄性白血病とは病態が異なる。
- 2. 白血病は全身性の造血器悪性腫瘍であるため、外科手術による局所切除ではなく、薬物療法(化学療法)や造血幹細胞移植が治療の中心となる。
- 3. フィラデルフィア染色体は慢性骨髄性白血病(CML)や一部の急性リンパ性白血病で特徴的に見られるが、典型的な急性骨髄性白血病の指標ではない。
- 4. 正解。急性骨髄性白血病(AML)は、骨髄中で未熟な骨髄系細胞(骨髄芽球など)が腫瘍性・異常に増殖し、正常な造血機能を著しく阻害する造血器悪性腫瘍である。これにより、正常な赤血球、白血球、血小板の産生が低下する。
国試ポイント
急性骨髄性白血病は「未熟な骨髄系細胞の異常増殖」、慢性骨髄性白血病は「分化した骨髄系細胞の増殖(フィラデルフィア染色体)」という対比が国家試験の定番である。
覚え方
急性=未熟(芽球)、慢性=分化
対になる知識
急性骨髄性白血病(AML)では、骨髄中で未熟な骨髄系細胞が腫瘍性に異常増殖する。これに対し、慢性骨髄性白血病(CML)では、比較的分化した骨髄系細胞が増殖し、特異的にフィラデルフィア染色体が認められる。
関連知識
白血病では骨髄における正常な造血機能が著しく障害される。その結果として、赤血球減少による貧血と全身倦怠感、血小板減少による出血傾向、白血球の機能低下による易感染性が引き起こされる。