東洋医学における整体観の説明として適切なものはどれか。
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正解は3番
解説
整体観とは、人体を個々の部分の集合体としてではなく、有機的な一体(全体)として機能する総合的な存在と捉える東洋医学の基本思想である。
選択肢ごとの解説
- 1. 心と体を完全に切り離された存在と考えるのは、西洋近代の心身二元論である。東洋医学では心身一如として一体の有機体として捉える。
- 2. 疾病を局所の単独異常と捉えず、全体的なバランスの失調として捉えるのが東洋医学の視点である。
- 3. 正解。整体観とは、人体を個々の部分の集合体としてではなく、有機的な一体(全体)として機能する総合的な存在と捉える東洋医学の基本思想である。
- 4. 人体と自然界が無関係であるとする考え方は、東洋医学の根幹である「天人合一」や「整体観」に矛盾する。東洋医学では常に自然との調和を重視する。
国試ポイント
東洋医学の基礎理念である「整体観」「天人合一」「心身一如」「未病」の定義とそれぞれの違いを区別して問われる。
覚え方
整体観=体全体がひとつ(有機体) 天人合一=自然と人間がひとつ 心身一如=心と体がひとつ
対になる知識
天人合一思想は、人体と自然界が密接に相応していると考える。心身一如は、精神と肉体が一体不可分であると考える。整体観は、人体が統一された有機体として機能し、部分と全体が常につながっていると考える。
関連知識
東洋医学では「治未病」に代表されるように、部分の治療だけでなく、心身全体および自然環境との調和を重視する。人体を一つの有機体として捉える整体観は、診断や治療のアプローチの基本となる。