上肢の筋と作用の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
腕橈骨筋は、上腕骨外側上顆から橈骨茎状突起に走行し、肘関節をまたぐため、肘関節の屈曲作用を有します。特に前腕中間位での屈曲に強く働きます。
選択肢ごとの解説
- 1. 大円筋の主な作用は肩関節の内転と内旋であり、外転ではありません。 正しくは:大円筋の主な作用は肩関節の内転、内旋です。
- 2. 長掌筋は橈骨手根関節(手関節)の屈曲作用を有しますが、伸展作用はありません。 正しくは:長掌筋は橈骨手根関節の屈曲です。
- 3. 浅指屈筋の主な作用は近位指節間関節の屈曲であり、遠位指節間関節の屈曲ではありません。遠位指節間関節の屈曲は深指屈筋の作用です。 正しくは:浅指屈筋は近位指節間関節の屈曲です。
- 4. 正解。腕橈骨筋は上腕骨外側上顆から橈骨茎状突起に付着し、肘関節をまたぐため、肘関節の屈曲に作用します。
国試ポイント
上肢の主要な筋とその主な作用の正確な組み合わせを覚えること。特に起始停止と関節の関係を理解すること。
混同注意
腕橈骨筋は前腕の筋ですが、肘関節の屈曲作用があるため、上腕の屈筋群(上腕二頭筋、上腕筋)と混同しやすいですが、前腕中間位で最大の力を発揮する点で区別されます。
次に同じ論点が出たら
筋の問題が出た場合、まず筋の起始と停止を確認し、それがどの関節をまたいでいるか、そしてその関節においてどちらの方向に力を加えるかを判断する。
覚え方
筋の問題が出た場合、まず筋の起始と停止を確認し、それがどの関節をまたいでいるか、そしてその関節においてどちらの方向に力を加えるかを判断する。
対になる知識
腕橈骨筋は前腕の筋ですが、肘関節の屈曲作用があるため、上腕の屈筋群(上腕二頭筋、上腕筋)と混同しやすいですが、前腕中間位で最大の力を発揮する点で区別されます。
関連知識
上腕二頭筋(肘関節屈曲、前腕回外)、上腕筋(肘関節屈曲)、上腕三頭筋(肘関節伸展)、円回内筋(前腕回内、肘関節屈曲補助)など、上肢の主要な筋とその複数の作用を包括的に理解することが重要です。