胃の募穴である中脘のデルマトーム範囲として適切なものはどれか。
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正解は4番
解説
胃の募穴である中脘は臍上4寸に位置し、Th8〜Th9の高さに相当する。上腹部から臍の周囲にかけて広がるTh7からTh10のデルマトーム範囲に含まれる。
選択肢ごとの解説
- 1. Th12からL1のデルマトーム範囲は小腸の募穴である関元(臍下3寸)の高さに相当する。胃の中脘ではない。
- 2. Th4のデルマトーム範囲は心包の募穴である膻中(第4肋間)の高さに相当する。胃の中脘ではない。
- 3. Th11のデルマトーム範囲は脾の募穴である章門(第11肋骨前端下際)の高さに相当する。胃の中脘ではない。
- 4. 正解。胃の募穴である中脘は臍上4寸に位置し、Th8〜Th9の高さに相当する。上腹部から臍の周囲にかけて広がるTh7からTh10のデルマトーム範囲に含まれる。
国試ポイント
胸腹部にある主要な募穴の位置と、対応するデルマトーム(脊髄神経節の支配領域)の対応関係を問う問題。
覚え方
上腹部の中脘はTh7-10、下腹部の関元はTh12-L1と上下関係で覚える。
対になる知識
主な腹部の募穴に対応するデルマトームは以下の通りである。心包の募穴である膻中はTh4、胃の募穴である中脘はTh7〜Th10、脾の募穴である章門はTh11、小腸の募穴である関元はTh12〜L1の範囲に支配されている。
関連知識
募穴は胸腹部に位置し、各臓腑の気が集まる重要な経穴である。内臓疾患に伴う関連痛や皮膚の知覚過敏がそれぞれの募穴周辺に現れやすいため、神経支配のデルマトームを理解することは臨床上極めて重要である。