六つ灸(胃の六つ灸)で用いる経穴の一つであり、第7胸椎棘突起の下に位置するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
至陽は督脈の経穴であり、第7胸椎棘突起の下に位置する。胃の六つ灸(六華の灸)において、背部の重要な施灸穴の一つとして用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 大椎は第7頸椎棘突起と第1胸椎棘突起の間に位置する督脈の経穴である。諸陽の交会穴であり、解表や清熱の作用がある。
- 2. 正解。至陽は督脈の経穴であり、第7胸椎棘突起の下に位置する。胃の六つ灸(六華の灸)において、背部の重要な施灸穴の一つとして用いられる。
- 3. 神道は第5胸椎棘突起の下に位置する督脈の経穴である。心疾患や精神神経症状などに用いられる。
- 4. 身柱は第3胸椎棘突起の下に位置する督脈の経穴である。小児の疳の虫や呼吸器疾患などに用いられる。
国試ポイント
督脈の背部における棘突起下の位置関係(身柱、神道、至陽など)と、六つ灸をはじめとする特定治療法との関連が問われる。
覚え方
背部の督脈:身柱(3)神道(5)至陽(7)中枢(10)
対になる知識
督脈上に並ぶ背部の重要な正中線の経穴として、第3胸椎棘突起下には身柱、第5胸椎棘突起下には神道、第7胸椎棘突起下には至陽、第10胸椎棘突起下には中枢、第2腰椎棘突起下には命門がそれぞれ位置している。これらは背骨の高さと経穴名を正確に対応させて覚える必要がある。
関連知識
六つ灸は、背部と腹部の特定の経穴に施灸を行うことで、胃腸疾患などの慢性的な消化器系疾患を根本から治療する伝統的な組合せ治療法である。背部の至陽などの経穴に刺激を与えることで、自律神経を介した内臓機能の調整や免疫賦活効果が期待されている。