伷塞について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
梗塞とは、動脈(特に終末動脈)が閉塞することで、その動脈が栄養していた組織への血流が途絶え、結果として組織に虚血性壊死が生じる状態を指します。壊死は不可逆的な組織損傷です。
選択肢ごとの解説
- 1. 組織間隙に過剰な水分が貯留した状態は浮腫の定義であり、梗塞とは異なります。 正しくは:これは浮腫(edema)の定義である。
- 2. 動脈から過剰な血液が流れ込んだ状態はうっ血性充血や炎症で見られる病態であり、梗塞による組織の虚血とは反対の病態です。 正しくは:これは動脈性充血(active hyperemia)や炎症、あるいはうっ血(congestion)の病態を部分的に示唆するが、梗塞ではない。
- 3. 血管内で血液が凝固した状態は血栓形成(thrombosis)であり、これは梗塞の原因となり得ますが、それ自体が梗塞の定義ではありません。血栓が血管を閉塞し、その結果組織が壊死に至って初めて「梗塞」となります。 正しくは:これは血栓(thrombus)の定義である。血栓が終末動脈を閉塞することで梗塞を引き起こす原因の一つとなる。
- 4. 正解。終末動脈の閉塞による支配組織の虚血性壊死は、梗塞の正確な定義です。
国試ポイント
梗塞の定義、原因(動脈閉塞)、および結果(虚血性壊死)を正確に理解し区別すること。
混同注意
浮腫、うっ血、血栓、塞栓といった類似概念との違いを明確に区別することが重要です。
次に同じ論点が出たら
「梗塞」という用語を見たら、「動脈閉塞」と「組織の壊死」というキーワードが含まれている選択肢を探して判断します。
覚え方
「梗塞」という用語を見たら、「動脈閉塞」と「組織の壊死」というキーワードが含まれている選択肢を探して判断します。
対になる知識
浮腫、うっ血、血栓、塞栓といった類似概念との違いを明確に区別することが重要です。
関連知識
梗塞の種類(貧血性梗塞、出血性梗塞)、梗塞巣の形態(楔状など)、虚血性心疾患(心筋梗塞)、脳血管疾患(脳梗塞)など。