副交感神経の節前ニューロンの細胞体が位置するのはどれか。
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正解は2番
解説
副交感神経系は頭蓋部(脳幹の動眼神経・顔面神経・舌咽神経・迷走神経)と仙髄(骨盤内臓神経)から出射する「頭仙系」であり、節前ニューロンの細胞体は脳幹または仙髄に存在する。
選択肢ごとの解説
- 1. 脊髄側角に細胞体が存在するのは交感神経系の節前ニューロンであり、主に胸髄および上部腰髄(T1〜L2)の領域に認められるため、本問の副交感神経の記述としては誤り。
- 2. 正解。副交感神経系は頭蓋部(脳幹の動眼神経・顔面神経・舌咽神経・迷走神経)と仙髄(骨盤内臓神経)から出射する「頭仙系」であり、節前ニューロンの細胞体は脳幹または仙髄に存在する。
- 3. 脊髄前角に細胞体が存在するのは、骨格筋を支配する体性運動神経のアルファ運動ニューロンである。
- 4. 交感神経幹神経節(または椎間傍神経節)に存在するのは、交感神経の節後ニューロンの細胞体である。
国試ポイント
交感神経(胸腰系:側角)と副交感神経(頭仙系:脳幹・仙髄)の起始部の違いは、自律神経系の基礎として確実に問われる。
覚え方
交感=胸腰・側角、副交感=頭仙(脳幹・仙髄)と対比して覚える。
対になる知識
副交感神経の節前ニューロンの細胞体は脳幹(動眼神経・顔面神経・迷走神経などの副交感神経核)および仙髄(S2〜S4の仙髄副交感神経核)に位置する。これに対し、交感神経の節前ニューロンの細胞体は胸髄から腰髄(T1〜L2またはL3)にかけての脊髄側角に位置するという明瞭な解剖学的違いがある。
関連知識
交感神経の節前線維は白交通枝を通って交感神経幹に入る。副交感神経の節前線維は赤交通枝を通らない。自律神経系は交感神経と副交感神経からなり、拮抗的に作用することが多い。