コルチゾール

生理学

はじめに

コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドであり、コレステロールを前駆物質とする代表的なステロイドホルモンです。糖代謝や抗炎症作用を持ち、覚醒やストレスに応じて分泌が高まり早朝にピークを迎える特徴があります。

何を指すか

コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドであり、コレステロールを母体として合成される代表的なステロイドホルモンです。体内では糖代謝や抗炎症作用などの重要な役割を担っており、脂溶性分子であるため血中では輸送タンパク質と結合して運ばれます。

しくみ

コレステロールを前駆物質として合成されたコルチゾールは水に溶けにくいため、血中では輸送タンパク質と結合して全身に運ばれます。標的細胞に到達した際は、細胞膜を容易に透過して細胞内受容体に直接作用することで、糖代謝の調節や抗炎症作用を発揮します。

調節と関連

コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンであり、覚醒やストレスに応じて分泌が高まる性質を持ちます。ホルモンの日内変動においては、早朝にピークを迎える早朝高値を示す代表的なホルモンとして知られています。

国家試験のポイント

国家試験では、コルチゾールが副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドでありステロイドホルモンに分類されることが問われます。また、コレステロールを前駆物質とすることや、早朝に分泌が最高値を示す日内変動の特徴も頻出のポイントとなります。

間違えやすいところ

ホルモンの日内リズムにおいて、夜間に分泌が促進され最高値を示す松果体由来のメラトニンと混同しやすい点に注意が必要です。メラトニンが睡眠や暗黒下で夜間高値を示すのに対し、コルチゾールは覚醒やストレスに応じて早朝高値を示すという対比で覚えることが重要です。

コルチゾールが問われる国家試験問題(5問)

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