脳卒中に対するブルンストロームステージで「共同運動がわずかに出現し、痙縮が出始める段階」はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
ブルンストロームステージは脳卒中後の運動機能回復を7段階で評価します。ステージIIは、自発運動の出現がみられず、共同運動がわずかに出現し始め、それに伴い痙縮が出現する段階と定義されています。
選択肢ごとの解説
- 1. ステージIは、脳卒中直後の弛緩性麻痺の段階であり、自発運動や共同運動は全く出現せず、痙縮もありません。問題文の「共同運動がわずかに出現し、痙縮が出始める段階」とは異なります。 正しくは:弛緩性麻痺の段階で、自発運動、共同運動、痙縮はみられない。
- 2. 正解。ステージIIは、問題文の記述と完全に一致します。自発運動は出現せず、共同運動がわずかに出現し始め、それに伴い痙縮が出現する段階です。
- 3. ステージIVは、共同運動からの分離が部分的に可能となり、非共同運動が一部出現し始める段階です。共同運動がわずかに出現するステージIIとは異なります。 正しくは:共同運動からの分離が部分的に可能となり、非共同運動が一部出現し始める段階。
- 4. ステージVIは、ほとんど正常に近い運動が可能で、痙縮もほとんど見られない段階です。問題文の「共同運動がわずかに出現し、痙縮が出始める段階」とは大きく異なります。 正しくは:ほとんど正常に近い運動が可能で、痙縮もほとんど見られない段階。
国試ポイント
ブルンストロームステージの各段階における運動機能と痙縮の状態を正確に覚えることが重要です。
混同注意
各ステージの運動パターンと痙縮の程度を混同しやすいです。特にステージIとII、IIIとIVの違いが問われやすいです。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出題された場合は、「共同運動の有無」「共同運動からの逸脱の有無」「痙縮の程度」の3点に注目して各ステージを判断します。
覚え方
同様の問題が出題された場合は、「共同運動の有無」「共同運動からの逸脱の有無」「痙縮の程度」の3点に注目して各ステージを判断します。
対になる知識
各ステージの運動パターンと痙縮の程度を混同しやすいです。特にステージIとII、IIIとIVの違いが問われやすいです。
関連知識
ブルンストロームステージは、上肢・下肢・手指の各部位で評価され、回復の進行度合いを客観的に把握するために用いられます。ステージV以降は共同運動からの逸脱が特徴です。また、Fugl-Meyer評価やMMTなど他の運動機能評価スケールと比較して理解すると良いでしょう。